XRP ETF購入者の13%が含み損も資金流入継続

XRP ETF購入者の13%が含み損も資金流入継続

XRP価格は1.40ドル近辺で推移、過去1週間で約8%下落し、9月23日の高値からは11%下回る。

それでもXRP保有者は売り急いでいない。コインは引き続き取引所から流出し、損失を抱えるETF買い手も資金を追加している。

取引所からの流出が継続

Glassnodeの「Exchange Net Position Change」は過去30日間でXRPが取引所からどれだけ流出・流入したかを追跡する指標。マイナスの数値は流出が流入を上回ったことを示す。

9月25日ごろ、XRPが1.57ドル付近で推移していた時、この指標は約マイナス15億3000万XRPだった。10月8日、XRPが1.38ドル付近に下落した際も、指標はマイナス15億8000万XRPとなった。

XRP取引所純ポジション変化XRP取引所純ポジション変化 出典: Glassnode

このように、価格下落でも流出は維持された。保有者が売り急いでいれば、預け入れが増加し、指標はゼロ方向に動いていたはずだが、そうなっていない。多くの保有者が静観していることを示す。

ファンドの買い手も同様に辛抱強い動きを見せている。

ETF買い手は含み損だが買い増し継続

SoSoValue ETFデータによると、XRP現物ETFには上場以来、投資家が18億ドルを投入した。8月には2026年で最高額の流入を記録した。ファンドはこの資金でXRPを取得している。

現在XRP取引価格は、多くの取得価格を下回っている。10月8日時点でファンド保有XRPの評価額は15億6000万ドルと、投資額を約13%下回る。CanaryのXRPCでは、資産3億3570万ドルに対し流入は4億8680万ドルで、差は約31%となる。

XRP ETF買い手は含み損。しかし買い増し継続XRP ETF買い手は含み損。しかし買い増し継続 出典: BeInCrypto

含み損の買い手は通常、下落局面で投げ売られることが多いが、今回はそうなっていない。9月18日以降、流出が記録されたのは10月2日の328万ドルのみ。10月8日の急落時(価格1.32ドル)でも、FranklinのXRPZには817万ドルが流入している。

9月下旬以降、流入ペースは鈍化したもののプラス圏を維持。過去30日で追加されたXRPは1億枚以下。よって、取引所から流出した15億8000万XRPの大部分はファンド以外が移動させたもの。

チャートはこの忍耐がいつ試されるかを示している。

忍耐が試されるXRPの価格水準

XRP価格は8月22日の1.70ドル付近のピーク以降、下落基調が続く。8月の28%上昇後、9月の反発も1.65ドルで頭打ちとなった。

10月8日にXRPは1.37ドル、フィボナッチ0.618水準を割り込んだが、その後再び上抜けて終えた。流出の継続やETF買いが速やかな回復を支えた可能性がある。

XRP価格分析XRP価格分析 出典: TradingView

1.37ドルを維持できれば、1.43ドルや1.48ドルへの上昇余地を残す。1.66ドル、さらに1.70ドルを超えれば下降トレンドを脱する可能性。

1.37ドルを終値で割り込み、1.30ドルを下回れば保有者も売りに転じる可能性がある。そうなれば1.20ドル、さらに市場が弱含めば0.92ドルも視野に入る。

アナリスト見解:8%下落にもかかわらず、保有者やETF買い手は売却せず耐えている。1.37ドルは1.48ドルへの反発と、忍耐が限界となる下落局面の分岐点となる。

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