ビットコイン上昇の陰でアルトコインにレバレッジの罠

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ビットコイン上昇の陰でアルトコインにレバレッジの罠

コイナライズのデータによると、9月6日、アルトコインのパーペチュアル(無期限)先物建玉がビットコインを上回った。2024年12月以来、初めての逆転である。なお、ビットコイン自体の上昇は、アルトコインのレバレッジではなく、現物需要に支えられている。

ネオクラシック・キャピタルのマイケル・ブセラ共同創業者兼マネージング・パートナーは、ビットコインの上昇は健全なローテーションだと述べた。同氏によれば、当初の急騰はショートカバーによるもので、その後は現物需要とコールオプションのスキュー上昇が主導している。先物のポジションも落ち着いてきた。

アルトコインのレバレッジ、2025年急落前の水準に接近

動きを主導したのはジーキャッシュ(Zcash)だった。ZECのデリバティブ建玉は過去最高となる約24億ドルに達した。Zcashの10年ぶりの急騰が背景だ。売り方は3400万ドル相当のショート強制清算を余儀なくされた。

Zcashの急騰には注目が集まっている。グレースケールがZECトラストを現物ETFに転換する申請を行ったためだ。この申請により、レバレッジが上昇する中で新たな需要の可能性が加わる。

Zcashは1か月で約150%上昇 画像出典:CoinGeckoZcashは1か月で約150%上昇 画像出典: CoinGecko

イーサやロビンフッドの新ブロックチェーンに関連するトークンも堅調だ。同チェーン上で開発されたミームコイン発行プラットフォーム「Pons」が新たなトークン発行の波を生み出している。ビットコインのラリーが成熟する中、トレーダーはリスクの高い資産へ一段とレバレッジを移しつつある。

アルトコイン投資には慎重姿勢が必要

ブセラ氏はCNBCのHalftime Reportで、今回の積み上がりは2025年10月の状況を連想させると述べた。当時は市場全体で急激な清算が発生していた。同氏は、ビットコイン自身の動きは比較的健全だとし、現物買いが主導している点を強調した。

「今回の動きが持続不可能だとは言わないが、非常に慎重に行動すべきだ」
— マイケル・ブセラ氏、CNBC

https://www.youtube.com/watch?v=DesxCgN6JM8

ビットコインのETF関連需要は、8月末に一時的な流出があったものの、維持されている。BeInCryptoが9月に警告したように、アルトコインのレバレッジが今後9月中に穏やかに巻き戻されるかどうかが注目点となる。

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