コインベースのブライアン・アームストロングCEOは、暗号資産現物取引が次のブルマーケットに近づいているとの見方を示した。過去の弱気相場がいずれも約370~380日間続いたと指摘した。
同氏はCNBCの番組で発言した。トランプ米大統領が暗号資産関係者と規制当局をホワイトハウスに招いた後のこと。ビットコイン(BTC)はその後7万8000ドルを上回った。
取引活動は数か月間低調だった
アームストロングCEOの見解は、出来高の減少と価格の乱高下が続く中で示された。ウーブロックチェーンによると、主要14取引所の現物取引高は6月の5479億ドルから7月には4290億ドルへと21.7%減少した。
これら14取引所すべてが前月比で減少となった。バイナンスは取引高1965億ドルで全体の45.8%を占めた。コインベースは26.4%減と、ビットフィネックスの59.7%減に次ぐ大幅な減少となった。
デリバティブ取引も冷え込んだ。取引高は11.1%減の3兆300億ドルとなった。ただし、先物・現物比率は6.21倍から7.06倍に上昇し、トレーダーがレバレッジ取引に傾斜した状況となった。
センチメントも8月中旬まで低迷が続いた。8月13日のFear and Greed Index(恐怖・強欲指数)は29の水準にとどまった。
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転換点は債券市場の動き
ムードが大きく変化したのは8月19日。米財務省が債券の買い戻し規模を2倍の少なくとも各回40億ドルに拡大し、四半期あたり2回から4回に増やすと発表した。9月9日から実施される予定。
この発表を受けて利回りは低下。10年債は5.7ベーシスポイント下がって4.647%で終了。30年債は9ベーシスポイント下落し5.196%となった(CNBC調べ)。
さらに、トランプ米大統領は政府による大規模なビットコイン購入案についても議論されたことを示唆した。ビットコイン価格はその日以降でおよそ22%上昇し、土曜日には7万8700ドル近辺で推移した。
センチメントもこれにより転換し、Fear and Greed Indexは本稿執筆時点で71となった。
アームストロングCEOは期間と時期で強気相場を論拠
アームストロングCEOは、強気相場入りをサイクルの長さから説明した。現物取引の弱気相場はほぼ1年間続いており、過去のベアフェーズもおおむね370~380日間だったと述べた。
「我々はいま、まさにそのタイミングに差し掛かかっている。人々はこれでそろそろ終わると言うだろう。次のブルラン突入の時期だ」とコメントした。
それに加え、2つの材料が控えると指摘した。9月15日のCLARITY法案に関する上院投票と、ハーフィングサイクル下で例年ビットコインが強いとされる10月から12月の時期を挙げた。
「したがって、暗号資産の現物取引は次のブルマーケットを迎える瀬戸際にある可能性が高いと考える」と語った。
一方で、アナリストのベンジャミン・コーエン氏は、例年の中間選挙年のサイクルが繰り返される場合、最終的な売りがもう一度起きる「十分な可能性」があると警告した。
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https://youtu.be/JZ9zdcqOcQQjp.beincrypto.com でKamina Bashirによるオリジナル記事 コインベースのアームストロングCEO、暗号資産ブル相場が間近と予測 を読む