CZ「YZi Labsの7つの投資が最高の成果を期待」

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CZ「YZi Labsの7つの投資が最高の成果を期待」

チャンポン・ジャオ氏は、ここ数か月でYZi Labsが行った投資が、同社にとって最も高いリターンを生むものになると見ている。バイナンス創業者の同氏は、これはタイミングの妙であり、暗号資産価格が最安値圏にあった時に投資を実行したためと語る。

この楽観的な見方は、同氏の個人資産の運用と直結している。実際、YZi Labsは同氏の個人資産を管理するファミリーオフィスである。

CZ氏が自社のタイミングが有効と考える理由

同氏の発言は、8月28日に香港で開かれたブッククラブの要約の冒頭に記載されていた。ジャオ氏は聴衆に対し、人工知能(AI)分野に資金が流入していることで、短期志向の暗号資産プロジェクトが淘汰されていると指摘した。

また、AI資金が再びデジタル資産に還流する現象がすでに始まっているとの見解も示している。

I strongly believe the YziLabs investments over the last few months will be some of the best performing because those investments were done during the depth of the crypto winter. https://t.co/D6exzyfyTF

— CZ 🔶 BNB (@cz_binance) September 4, 2026

「暗号資産の冬」という表現には根拠がある。ビットコインは6月初旬までに最高値から47%下落し、過去最悪の暗号資産の冬かどうかを巡る議論が巻き起こった。価格はその後持ち直したものの、10月の高値水準には依然として大きく届いていない。

本年YZi Labsが支援した案件

YZi Labsは、ジャオ氏とバイナンス共同創業者のイー・ホー氏のために100億ドル超を運用している。もともとは暗号資産取引所バイナンスのベンチャー部門から派生したが、現在は独立した投資活動を展開。2026年の投資先は暗号資産にとどまらず、ロボティクス、AI決済、カストディなど多岐に及ぶ。

2026年の暗号資産の冬におけるYZi Labsの投資案件2026年の暗号資産の冬におけるYZi Labsの投資案件 出典:BeInCrypto

最も大きな投資案件はロボティクス分野だった。YZi Labsは3月、物理的なAIシステム開発企業RoboForceの5200万ドル調達ラウンドを主導した。また1月のNYSE(ニューヨーク証券取引所)上場前に、デジタル資産カストディ事業者BitGoへの投資も実施した。

以降は規模の小さい案件が続いた。4月にはSusquehanna Cryptoと並んで予測市場Predict.funに追加投資。5月には決済プロトコルAEONの800万ドルプリシードラウンドを主導し、8月には固定金利型レンディング企業TermMaxに出資した。

ただしジャオ氏はリターンに関するデータを公表していない。この主張が現時点で裏付けられているわけではない。一方、YZi Labsは今年を通じてBNBトレジャリー企業CEA Industriesの経営権を巡る争いにも多くの時間を割いた。3月に取締役が辞任し、6月には両者で和解に至った。

ビットコインの次の動きが、投資タイミングの巧拙を決めることになる。ジャオ氏は別の場で、ビットコインが100万ドルに到達する時期は多くの予想より早い可能性があるとの見方を示している。本稿執筆時点でのビットコイン価格は、この目標からはまだ遠い水準。

jp.beincrypto.com でPhil Haunhorstによるオリジナル記事 CZ「YZi Labsの7つの投資が最高の成果を期待」 を読む