AIがビットコイン50%暴落を招くか ヴィタリック・ブテリン氏の見解

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AIがビットコイン50%暴落を招くか ヴィタリック・ブテリン氏の見解

イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は、人工知能(AI)がビットコイン暴落を引き起こすという警告を否定した。ブテリン氏は、ビットコイン(BTC)が2年以内に半値以上下落する可能性があるという主張に反対の立場をとった。

このやり取りは月曜日にX上で行われた。AIリスク解説者のリロン・シャピラ氏が主張を提示し、ブテリン氏は自身のポートフォリオが既に逆サイドであると応じた。

AIによるビットコイン暴落説はどこから出てきたのか

AIリスクに関するポッドキャスト「Doom Debates」を主催するシャピラ氏は、月曜日に自身の予測を公表した。ビットコイン価格が2年以内に50%超下落する確率を50%と見積もった。

同氏が挙げるAIによるビットコイン暴落の根拠は需要ではなくセキュリティとした。AIによって、保有者がネットワークを守ると信じていた保証が失われるとの見解を示した。ブテリン氏は数時間後、同じスレッド内でこれに回答した。

I take the opposite side of that.

My basic reasons are that I am quite optimistic about cybersecurity in the long term and I see the primary problem as being getting the transition, and I expect BTC to handle at least any issues that do not require social consensus well…

— vitalik.eth (@VitalikButerin) September 7, 2026

ビットコインのセキュリティはマイニング能力と暗号ハッシュに依存する。シャピラ氏はAIがビットコインのどの部分のセキュリティを弱体化させるかは特定していない。今年に入り、技術セクターではAIによるサイバー攻撃の警告が相次いでいる。

一方、ビットコインは本稿執筆時点で約7万9827ドルで推移しており、50%下落すれば4万ドル程度となる。

ビットコイン価格推移ビットコイン価格推移 出典:BeInCrypto Markets

ブテリン氏がネットワークの適応力を信頼する理由

ブテリン氏は、長期的にはサイバーセキュリティに楽観的な見方を示した。むしろ移行自体のほうが難題であるとの認識を示した。

同氏は、社会的合意を必要としない問題なら、ビットコインはすべて吸収できるとみている。クライアントやマイニングプールのアップグレードによるネットワーク層の攻撃対策もその範囲とする。ハッシュやプルーフ・オブ・ワークの本質的破壊が現実化する確率はほぼゼロとみている。

また、イーサリアム(ETH)についてもシャピラ氏は同じことを言うだろうと推測。両者とも保有する暗号資産が連動して下落するためだ。

イーサリアムは2026年に向けて量子コンピューターによる脅威への備えを進めている。研究者はポスト量子移行コストの算定も開始した。

ブテリン氏は、今回の議論を金銭的な賭けにはせず、自身のバランスシートを根拠とした。

「私は賭けてもいいが、現状の保有資産を考えれば…すでに純資産の約90%でこの賭けに参加しているのと同じだ」ブテリン氏はXへ投稿した投稿で語った

従って、AIによるビットコイン暴落論は現在、時期がポイントとなっている。シャピラ氏には2年の猶予があるが、ブテリン氏はすでに逆サイドに立っている。

jp.beincrypto.com でPhil Haunhorstによるオリジナル記事 AIがビットコイン50%暴落を招くか ヴィタリック・ブテリン氏の見解 を読む