米国現物XRP上場投資信託(ETF)は、3か月ぶりに初の週間流出超を記録し、13週連続の資金流入に終止符を打った。この動きはSoSoValueによると、10月12~16日に発生した。
規模は小さいものの、オンチェーン活動の急減もトークンへの警戒感を強めている。
XRP ETF需要に小幅な反転
純流出とは、一定期間内にファンドから引き出された資金が新たな流入額を上回る現象を指す。SoSoValueによると、XRP上場投資信託は純流出額が約184万ドルとなった。
この規模の金融商品としては控えめな数字である。13週連続の資金流入を経ての流出となり、今回の反転は注目を集めた。
SoSoValueのデータによれば、10月中旬時点で累計純流入額はなお18億ドル近辺で推移していた。週初はほぼ横ばいだったが、水曜日には約74万ドルの流入を記録。その後マイナス圏に転じた。
金曜日には約247万ドルの大口解約があり、これが週全体を流出超に転落させた。流出の大半はCanary CapitalのXRPC商品に起因する。仮にこの解約がなければ、週末の純流入は約63万ドルとなっていた。
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このタイミングにも注目が集まる。BeInCryptoのデータによれば、XRPは1.28ドル付近で推移し、過去24時間では1.60%下落した。過去1か月間では約6.3%の変動があった。価格は1.30ドル付近のサポートを試す展開となり、主要な移動平均より上を維持できない状況が続く。
オンチェーン活動の減少は警告か
同時に、XRPSCANによれば、10月17日のXRPレジャーにおける決済量は1億1950万XRPまで減少した。前日比で72.3%減となり、30日移動平均の6億2930万XRPを大きく下回る水準である。
この急落は1回の取引セッションで発生し、活動量の変動がいかに急速かを際立たせる内容だった。
ネットワークの過去最高は70億XRP近辺であると、XRPSCANのデータは示す。支払取引量は歴史的に高い変動性を持ち、短期的な急増と急減退が繰り返されてきた。
アナリストは、単一日の減少だけでネットワーク利用の構造的低下を示すとは限らないと指摘する。一方、支払い活動が低水準のまま推移しETFの資金流出や横ばいが続けば、短期的な見通しが悪化する可能性がある。
今後数セッションで活動が回復するかどうかが、単一データ以上に重要である。
現時点では13週ぶりのETF流出と決済量の急減が需要の冷え込みを示す。機関投資家およびネットワーク両面の活動が当面は弱含みとなっている。
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