アーサー・ヘイズ氏、FRBや銀行の資産拡大までビットコインは弱含みとの見解

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アーサー・ヘイズ氏、FRBや銀行の資産拡大までビットコインは弱含みとの見解

アーサー・ヘイズ氏は、米連邦準備制度理事会(FRB)や銀行がバランスシートの拡大を開始するまで、ビットコイン(BTC)の弱含みが続くと予想する。米ドル流動性指標はすでに本年に約4.5%上昇している。

ヘイズ氏は、BitMEX共同創業者でファミリーオフィス「マエルストロム」の最高投資責任者。同氏はX上でこの見解を示した。ビットコイン保有者には、上昇する流動性指標と、ヘイズ氏が弱さの要因とみるバランスシート状況が影響する。

アーサー・ヘイズ氏が流動性上昇にもかかわらずビットコインに慎重な理由

投稿には、ドル流動性指標である.USDLIQ指数のチャートが添付されていた。

同指数は11月2日現在で3271万。1月以降で4.49%上昇。ただし、10月の過去最高値3290万を約0.6%下回る水準。

中央銀行や貸し手が資産を購入したり、信用供与を拡大すると、バランスシートは拡大する。それによって金融システムに資金が供給される。

一方、書面での見解は簡潔だった。

「ドル流動性が回復している。FRBや銀行がバランスシートの拡大を始めるまでは、BTCの弱さが続くとみている」

USD liquidity is recharging. Expect $BTC weakness until Fed and or Banks start growing their balance sheet. pic.twitter.com/vC8dNMxmo2

— Arthur Hayes (@CryptoHayes) November 3, 2026

ヘイズ氏はすでに市場から退いているのか

ヘイズ氏は10月15日の投稿で、ビットコインやイーサリアム(ETH)の買い持ちを推奨していた。背景には、生成AIデータセンターのブーム後に数兆ドル規模の救済策が見込まれるとの見方があった。

数日後、同氏はマエルストロムの自己勘定取引部門から約2228万ドル相当の暗号資産を売却。さらに、X上で市場から一時的に距離を置く意向を示した。

一方、ヘイズ氏はこれまでも暗号資産とFRBの資金供給を関連付けてきた。9月には、ユーロ安・円高がFRBの資金供給=暗号資産の上昇サインとなる可能性を指摘していた。

BTCは7万7000ドルを下回っている。 出典: CoinGeckoBTCは7万7000ドルを下回っている 出典: CoinGecko

ビットコインは流動性指標の動きにも後れを取ってきた。9月には、過去最高となった世界のマネーサプライ(103兆6600億ドル)に遅れて推移した。

ヘイズ氏の見方では、ビットコインの今後の動向は流動性指標ではなく、FRBや銀行のバランスシート次第で決まる。これらが拡大しない限り、慎重なスタンスを維持する構え。

jp.beincrypto.com でDarryn Pollockによるオリジナル記事 アーサー・ヘイズ氏、FRBや銀行の資産拡大までビットコインは弱含みとの見解 を読む