ビットコイン6万5000ドル試す ブラックロックとシティ次の上昇要因か

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ビットコイン6万5000ドル試す ブラックロックとシティ次の上昇要因か

ビットコイン(BTC)は火曜日に6万5000ドル付近まで上昇した。同時に、ウォール街の大手2社が暗号資産への関与を深めた。ブラックロックはポートフォリオの1~2%の配分を推奨する姿勢を改めて明示し、シティはビットコインのカストディー(保管)サービスを年内に開始すると発表した。

時期が注目される。ビットコインは2025年10月の最高値から依然として約50%下落した水準にあるが、機関投資家向けのサービス整備は拡大が続く。

ビットコイン価格の推移ビットコイン価格の推移 出典:TradingView

ブラックロック、ビットコイン1~2%配分を堅持

ブラックロックは月曜日に公開したレポートで、ビットコインに関する見解を再検討した。デジタル資産担当のロバート・ミッチニック氏とウィル・スー氏が、市場の急落を受けて執筆した。同氏らの見解は、売り圧力の原因は暗号資産市場内の強制的な売却であり、長期的な投資価値が弱まったわけではないという結論となった。

刷新された10年分析は、6月時点の指針と一致している。当時、ブラックロックは機関投資家にビットコインの適正保有割合を初めて具体的に提示した。

株式を売却し、1~2%を割り当てることで、伝統的な60対40ポートフォリオでリスク調整後リターンが向上するとしている。

JUST IN: BlackRock says 1-2% Bitcoin exposure is ideal, core thesis intact.

🔸Expects TradFi correlation to trend lower.

🔸AI products now the biggest capital rival. pic.twitter.com/3jvJ1aAxVq

— Bitcoin Archive (@BitcoinArchive) August 18, 2026

両名はまた、ビットコインと株式・債券の長期的な相関が低い点も指摘した。瞬間的に株価と連動する局面はあるが、そうした傾向は長続きしないと分析する。

この姿勢は、ブラックロックの規模を踏まえると影響が大きい。同社は世界最大の資産運用会社であり、iシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)は2026年3月時点で470億ドル超を運用している。

さらにブラックロックの顧客による買い戻しは7月下旬から回復傾向を示し、米国現物ETFの平均投資家が22%の含み損を抱えている状況下でも買い意欲が衰えていない。

シティ、新プラットフォーム「Custody+」でビットコインを管理へ

一方、シティは異なる観点から疑問に答えた。機関投資家は購入したビットコインをどこに保管するのか。同行は火曜日に新プラットフォーム「Custody+」を発表し、24時間365日稼働する市場向けに設計したと説明した。

Wall Street giant Citi will launch $BTC custody later this year.

Integrated into its new Custody+ platform, clients can manage both traditional assets and crypto under one roof.

The rollout also adds 24/7 tokenized deposits, real-time asset servicing, and instant settlements. pic.twitter.com/AyIpe42oAU

— BeInCrypto (@beincrypto) August 18, 2026

デジタル資産のカストディー機能は年内に開始予定で、まずビットコインから対応する。顧客は株式、債券、暗号資産を同一システム上で一元管理でき、暗号資産専用の仕組みは不要となる。

開発規模も大きい。シティは基盤戦略に毎年20億ドル超を投じており、カストディーネットワークは100以上の市場をカバーする。

「Custody+は、顧客の戦略のスピードに対応したインフラを構築するという長年の取り組みの成果である」シティ・インベスターサービス部門のカストディー責任者アミット・アガルワル氏は発表文でこう述べた。

今回のサービス開始は、大手金融機関によるビットコイン需要獲得競争にも拍車をかける。フィデリティが現時点でストラテジー社の「ビットコイン銀行導入指数」の首位に立つが、シティも有力な追随勢力と位置付けられる。

本稿執筆時点でビットコインは6万4708ドル付近で推移し、直近の高値6万5058ドルからやや後退した。1週間以上ぶりの水準である。

ただし、重要なのはチャートの裏側にある動きだ。機関投資家は規模と保管の2つの実務的障壁を指摘してきた。ブラックロックは投資配分の指針を、シティは保管インフラをそれぞれ提供する。

jp.beincrypto.com でLockridge Okothによるオリジナル記事 ビットコイン6万5000ドル試す ブラックロックとシティ次の上昇要因か を読む