柴犬コイン、ソラナで新展開

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柴犬コイン、ソラナで新展開

柴犬コイン(SHIB)がソラナで取引可能となった。イーサリアム発のミームコインが、ミームコイン取引で知られるネットワークに進出した格好。今回の上場は、Wormhole Labsの支援を受けたトークンゲートウェイ「Sunrise」を通じて実施。

この動きはSHIB独自の戦略からの転換となる。これまでチームは競合チェーンではなく、自社開発のレイヤー2ネットワーク「Shibarium」への誘導を強化してきた。

Bonkの本拠地で第2の戦線が始動

取引開始を受けてSHIBは上昇した。BeInCryptoの価格データによると、過去24時間でSHIBは3.89%上昇。多くはソラナ上場発表後の動き。過去1週間では2.69%高。ただ、2021年10月の過去最高値からは約93%下落したまま。

SHIBの7日間価格チャートSHIBの価格推移 出典: BeInCrypto Markets

ソラナはX上で上場を発表した。

BREAKING: $SHIB is live on Solana via @sunrise https://t.co/5YMgpqwlp1 pic.twitter.com/bwHIlG1YSN

— Solana (@solana) October 4, 2026

SHIBチームもこのニュースを受け、ユーモアを交えたコメントを発信した。

Different chain. Same dog. 🐕

Have we mentioned $SHIB is on Solana yet?

We have?

Good. Just checking. pic.twitter.com/0AENVGaVKa

— Shib (@Shibtoken) October 5, 2026

Sunriseは他のブロックチェーンからのトークンのオンランプ(入口)となる。WormholeのNative Token Transfers(NTT)規格を採用。これはソラナ上のSHIBが、ラップトークンではなく正規のトークンであることを意味する。MonadのMONが、Sunriseでの初上場銘柄だった。

一方、ソラナは以前からBonk(BONK)など犬系ミームコインの競合が集まる拠点だった。しかしこの分野は軟化傾向。BONKは、Upbitの上場廃止発表後の8月に2023年11月以来の最安値を記録した。

SHIBは、域内競合が苦戦するなか、競争の激しい市場に参入した。

ソラナ上のSHIBはミームコイントレーダーの支持を得られるか

タイミングを巡り、Shibariumの先行きにも注目が集まる。今年初めのオンチェーンデータでは、Shibariumの利用が急減し、SHIBが数年来の安値圏にあった。

そのため、ソラナはSHIBにとって用意された市場となる。

コスト面の魅力も大きい。SHIBはイーサリアム上にも残るが、ソラナ上のトレーダーは取引1件あたりの基礎手数料が0.000005 SOLと1セント未満。対照的にイーサリアムの手数料はネットワーク混雑時に大きく変動する。

ただし、展開にはリスクも伴う。SHIBの名称を使った非公式トークンがすでにソラナ上に複数存在。ソラナ側も取引前にtokens.xyzで公式コントラクトアドレスの確認を促している。

最終的に今回の上場は、ミームコインの「ロイヤルティ」がチェーン間をまたげるかを試すことになる。ソラナ上でSHIBが実需を獲得できれば、他のイーサリアム系トークンにも同様の道が開ける可能性。SHIBコミュニティには新たな拠点が生まれた。

jp.beincrypto.com でPhil Haunhorstによるオリジナル記事 柴犬コイン、ソラナで新展開 を読む