リップルは、ストライプ傘下のPrivy(プリヴィー)と提携し、AI駆動型決済および組み込み型ウォレットをXRPレジャーにもたらすと発表した。エージェント型商取引の拡大を目指す動き。
本提携により、ソフトウェアエージェントが手動承認なしでサービス代金を支払う未来が現実味を増す。
Broadening access to XRPL, from everyday payments to agentic commerce.
— Ripple (@Ripple) October 13, 2026
We’re partnering with @privy_io , a Stripe company, to bring embedded wallets to the XRP Ledger. Developers will be able to build payment experiences with XRP, RLUSD and other digital assets on XRPL directly… https://t.co/eJXsm5bHIZ pic.twitter.com/rIu4HiN6tc
XRPレジャーがAI決済に担う役割
エージェント型商取引とは、AIエージェントが利用者に代わって行う購入を指す。データ、計算能力、ソフトウェアなどに対する支払いを含む。XRPレジャーは公開型ブロックチェーンであり、XRPおよびリップルのRLUSDステーブルコインによる決済が可能。
今回の協業により、開発者はXRPやRLUSDなどを用いた決済アプリを構築できる。ユーザーによる秘密鍵管理は不要。
Privyのプログラム可能なウォレットは、ウォレット作成、ユーザー承認、アプリ内での暗号資産決済を一元管理する。6月にリリースされたリップルのAIスターターキット上で、開発者は自律型決済アプリの構築が容易となる。
今回の提携の中核には、x402というオープンな決済プロトコルがある。これは自動化されたソフトウェア間取引向けに構築された仕組み。AIエージェントはデータアクセス購入後、XRPレジャー上で決済を完了し、即時にサービスを受け取ることができる。
リップルによれば、こうしたエージェント決済数は既に大きな規模に達している。XRPレジャー上での処理件数は約1400万件。ネットワーク全体の25%程度を占めており、7月時点の100万件から急増。
これらの多くは小口取引となっており、金額よりも普及の広がりを示すものとなっている。
AIエージェントはXRPレジャーを決済レイヤーにできるか
今回の提携によって、XRPレジャーが機械間決済の主要な決済レイヤーとなる可能性がある。こうした機能により、企業が自動決済を一元的に管理できる。ただし、価格への影響は不透明。
XRPは10月13日、1.31ドルから1.38ドルのレンジで推移し、1.37ドル付近で取引された。直近1日で約0.31%上昇。時価総額は867億ドル近辺となった。
持続的な値動きは、市場全体の状況やこれらツールのさらなる普及次第となる。開発者にとっては、こうしたツールが初期実験を超えた本格商用利用につながるかが焦点。普及件数が有力な指標となる。
https://www.youtube.com/watch?v=xThIwyT29eYjp.beincrypto.com でLuis Blancoによるオリジナル記事 リップル、XRP台帳にAIエージェント決済機能 を読む