Telegramの.gramドメイン入札、10億人にウェブサイト提供か

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Telegramの.gramドメイン入札、10億人にウェブサイト提供か

テレグラムが独自のトップレベルドメインを申請した。創業者パヴェル・ドゥーロフ氏は、承認されればアプリの利用者10億人がyourname.gramのような個人ウェブアドレスを持てると説明した。

ドゥーロフ氏はXでこのニュースを発表した。今回の申請はICANNの2026年の募集枠に登録された。同様の申請枠は2012年以来となる。

Telegramの.gramドメインが実現する可能性と時期

インターネットのアドレス体系を管理する非営利団体ICANN(インターネットコーポレーション・フォー・アサインド・ネームズ・アンド・ナンバーズ)が、2026年の応募受付を8月12日に終了した。期間は15週間だった。

ICANNによれば、今回の募集では1600件超の本申請があった。申請者はさらに1100件の補助用文字列も登録した。このため.gramも多くの申請と競うことになる。

ドゥーロフ氏は、テレグラムのユーザー名を軸に企画を構築した。利用者はyourname.gramを取得でき、その上でテレグラムがホスティングするインタラクティブなサイトを公開できる。既にユーザー名はアプリ内でアイデンティティとして機能している。新たなウェブアドレスは、その識別子をチャット以外にも拡張する。

さらに、生成AIの1回のプロンプトだけでページ生成が可能だと約束した。この構想により、テレグラムのTONブロックチェーン活用を決済からウェブ出版まで拡大する。ホスティングはテレグラム自身が担う計画。外部サービスに頼らず、利用者をアプリ圏内にとどめる狙いがある。

ブランド向けトップレベルドメインは既に存在し、グーグルやアマゾンも独自運用している。だがテレグラムの.gramは、一般利用者にも開かれている点が特徴である。

Telegram has applied for the .gram domain zone.

If the application is approved by ICANN, a billion Telegram users could get their own second-level domains — yourname.gram.

Users would be able to set up their interactive websites hosted by Telegram — with one prompt ✨

— Pavel Durov (@durov) August 18, 2026
Pavel Durov. Source: X

ICANNは現時点で何も承認していない。承認された文字列リストは10月中旬に公表される見通し。その後、審査や競合の調整、契約手続きが控える。これらの工程には数か月を要する可能性がある。

ドゥーロフ氏はICANNが日程を管理するため、開始時期を明言できない。このプロセスでは、.gramアドレスの実装は早くても2027年以降になる見込み。また、全アカウントに無料配布されるかについては言及がなかった。

GRAMは過去最高値から84%下落

ドゥーロフ氏が6月にトンコインからリブランディングしたトークン「グラム(GRAM)」は、現在1.32ドル付近で取引されている。過去90日間で約35%下落したが、きょうは0.7%上昇した。

この水準は、2024年6月の過去最高値8.25ドルから84%下回る。グラムは、時価総額36億5000万ドル、規模で25位を維持。取引レンジは0.52ドルから8.25ドル。

グラムの価格パフォーマンスグラムの価格パフォーマンス 出典: BeInCrypto Markets

これまでのところ、この発表後もトレーダーの売買意欲は限定的。しかし、エコシステムは着実に拡大している。テレグラムは今夏、全アプリ搭載の独自N F Tウォレットを予告し、現時点でネットワーク最大のバリデーターを運営している。

一方、ドゥーロフ氏は別の問題でも戦っている。ロシア当局は7月、同氏をテロ支援容疑で起訴。これに対し、同氏はモスクワの監視要請を公然と拒否した。

ドゥーロフ氏は2026年も独自路線でテレグラムのエコシステム拡大に邁進する。承認されれば、ユーザーごとにプロンプト一つでウェブ上の個人空間を持てるようになる。

jp.beincrypto.com でPhil Haunhorstによるオリジナル記事 Telegramの.gramドメイン入札、10億人にウェブサイト提供か を読む