オラクル株は10月8日木曜日、オープンAI(OpenAI)の実際の収益に対する新たな疑念を示す報道を受けて、5%超下落した。
この売りはAI関連株にも波及した。ブロードコム株は約4%下落し、エヌビディアは2%超下落、マイクロソフトは1%超の下落となった。
きっかけとなったのは、フィナンシャル・タイムズの報道で、オープンAIの年間収益が9月末時点で500億ドルに迫っている一方、これまで報じられていた700億ドルとは隔たりがあるとした。
ただし、この200億ドルの差は主に収益計上方法の違いによるものであり、オープンAIが実際の売上高で200億ドルを失ったわけではない。同社の収益は7月以降、70%以上増加したとされる。
This is not a Bitcoin or any crypto chart. It's Oracle stock $ORCL 🤯
— BeInCrypto (@beincrypto) October 8, 2026
The stock crashed 5% after reports showed OpenAI's annualized revenue was billion below earlier estimates.
Oracle is one of the main infrastructure providers powering ChatGPT.
In September 2025, Oracle… pic.twitter.com/KVCk9F1zIf
なぜオラクル株はここまで下落したのか
オラクルは、オープンAIの今後の支出に大きく依存する構造となっている。
2025年9月、両社は5年間で3000億ドル規模のクラウド契約を締結したと報じられている。
これは、オラクルの契約済み将来収益6640億ドルの約45%に相当する。
問題はタイミングである。オラクルは、この収益の大半を受け取る前に、巨額のデータセンター投資を実施しなければならない。
直近四半期の決算では、資本的支出が285億ドル、フリーキャッシュフローはマイナス54億ドルだった。
一方、ウォール・ストリート・ジャーナルは木曜日、オラクルがAIチップ資金調達の追加策を模索していると報じた。
オラクルは、「AIクラウド需要は供給を上回るペースで拡大し続けている」と強調している。
投資家は、オープンAIの収益が同社の大規模な義務を支えられるか疑問視している。
次に値下がりが予想されるAI株は
同様のリスクを抱える大手企業は他にもある。
CoreWeave(CRWV)はオープンAIとのクラウド契約を最大224億ドル分公表している。 ブロードコム(AVGO)はオープンAI向けのカスタムAIチップを開発しており、500億ドル超の資金調達も行っているとされる。 AMD(AMD)は6ギガワット規模のチップ供給契約、エヌビディア(NVDA)は10ギガワットインフラ提携となっている。 ソフトバンク(9984.T)も複数十億ドル規模のオープンAI投資でリスクを抱える。これらの銘柄は、オープンAIの成長が期待を下回ればさらなる圧力がかかる可能性がある。今後のリスクは、投資家がすでにどこまで将来収益を織り込んでいるかに左右される。
jp.beincrypto.com でMohammad Shahidによるオリジナル記事 オラクル株が急落、オープンAIの売上格差で次はどこか を読む