アリババ、AI重視でゲーム事業から撤退

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アリババ、AI重視でゲーム事業から撤退

アリババ・グループ・ホールディング(BABA)は、ゲーム事業部門「Lingxi Games」をアジアのプライベートエクイティ会社であるトラスター・キャピタルに売却することが分かった。取引額は少なくとも15億ドルと報じられている。

今回の売却は、エディ・ウーCEOが人工知能(AI)とクラウドコンピューティングを戦略の中核に据える方針を示す中で行われた。

アリババがゲーム事業を手放す理由

Lingxiの周炳澍CEOは月曜日の社内メモで、譲渡によってアリババが戦略の優先分野に集中できるようになると従業員に伝えた。

「アリババはLingxiをトラスターに譲渡することで、戦略の優先課題への集中をより高める」 と周氏はコメントした。

エディ・ウーCEOは、コア事業以外の資産整理を進めている。アリババは2025年1月、スーパーマーケット運営会社Sun Art Retail Groupの支配権をDCPキャピタルに約16億ドルで売却した経緯がある。

アジアの買収ファンドであるトラスター・キャピタルは、業界の戦略的買収候補を抑えて優先候補に浮上した、と事情に詳しい関係者が述べている。取引金額は、当初見込まれていた約90億元を上回る水準となった。

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売却の背後にある1000億ドルAI目標

アリババは3月、AIとクラウドの合計売上を今後5年間で1000億ドル超にする目標を明らかにした。同社はすでにその基盤構築のため、3年間で約3800億元(約530億ドル)を投じる方針を掲げている。

戦略転換は着実に進んでいる。アリババは今月、過去最大のモデルを出荷した。Arenaによると、Qwen3.8-Maxはフロントエンドコーディングのランキングで、Claude Opus 5の2モデルとMoonshotのKimi K3に次ぐ4位となった。

こうした動きは米国の研究機関との競争の一環でもある。中国製AIモデルの利用量はすでに、月間トークン処理数で米国勢を上回っている。

アリババは8月20日木曜日に6月期決算を発表する。事業の転換を裏付けるには、AI関連商品の売上高が今後も高い成長率で積み上がるかが焦点となる。

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