Quack AI(Q)、Akedo(AKE)、Monero(XMR)は、10月第3週に注目すべき主要アルトコイン3銘柄である。いずれのチャートも現在、重要な局面を迎えている。
Qは7日間で298%上昇、AKEは24.8%高、XMRは11.3%上昇した。ただし、それぞれの足元の状況には大きな違いがある。過熱したブレイクアウトから供給増懸念まで三者三様だ。
| トークン | 価格 | 7日間変動率 | RSI | 重要水準 | 主なリスク |
|---|---|---|---|---|---|
| Quack AI(Q) | 0.1298ドル | +298% | 約87 | 0.054ドル サポート | レバレッジと過熱モメンタム |
| Akedo(AKE) | 0.02956ドル | +24.8% | 約51 | 0.037ドル レジスタンス | 10月21日の6300万ドル相当分ロック解除 |
| Monero(XMR) | 590.55ドル | +11.3% | 約65 | 600ドル レジスタンス | 2重天井とロング集中 |
Quack AI(Q)価格圧縮で0.054ドルが重要サポートに浮上
Qは0.1298ドル近辺で推移しており、24時間で18.8%上昇した。5月から10月初旬まで0.028ドルで抑えられていたレンジを上抜けし、10月16日頃に0.054ドルを突破した。
レバレッジが急騰の要因とみられる。10月18日の先物取引高は現物の25.7倍に達した。一方で、バイナンスやバイビット上ではショートの強制清算が約840万ドル発生した。
この上昇はAI関連トークンへの需要再燃と重なる。しかし、プロジェクト固有の材料は現れていない。
警戒感も高まってきた。本日のローソク足は一時0.216ドルまで上昇後、売りで約40%押し戻された。また、RSIは約87で、過去最高水準となっている。
0.10ドルを維持すれば上昇トレンドが続く。一方、デイリーで同水準を割り込むと約58%下の0.054ドルが意識される局面。
Akedo(AKE)重要レジスタンス下で6300万ドル分のロック解除迫る
AKEは0.02956ドルで取引されており、24時間で1.3%下落。時価総額は約6億7300万ドル。今週トップ3アルトコインの1つで、過去1か月は0.236フィボナッチ水準(0.0321ドル)下で横ばいとなっている。
0.029ドルから0.037ドルのゾーンが、9月下旬以降すべての反発を抑えてきた。直近では10月15日に0.037ドルまで上昇したものの突破できなかった。ただし10月初旬の安値0.022ドルは維持され、安値切り上げの形となった。
RSIは約51で、中立的なモメンタムを示唆する。足元のチャートは過熱感も強いトレンドも見られない。
主な懸念は供給拡大だ。10月21日に上場済みトークン価値の約9%にあたる6300万ドル分がロック解除される。前回ロック解除となった9月21日以降、価格は現行レンジで推移している。
デイリーで0.037ドルを超えて終えれば、上値抵抗帯をブレイクする形となる。一方、0.022ドルを下抜けると、約60%下の0.382フィボナッチ水準・0.0118ドルが視野に入る。
主要アルト3:Monero(XMR)価格、3度目の600ドル上値試す
XMRは590.55ドルで取引され、24時間で1.1%上昇している。このプライバシーコインは、9月以降0.618フィボナッチ水準の600ドルに3度目の挑戦。
過去の挑戦は、9月18日に610ドル、9月22日に635ドルでいずれも失敗。しかし、いずれも調整局面の安値は上昇しており、まず490ドル、次いで10月は516ドルで下支えされた。チャート構造は上昇三角型に類似する。
10月18日の出来高は9月下旬以来最大であった。また、RSIは約65で過熱領域には届かず、さらなる上昇余地も残す。
デイリーで635ドル超えとなれば、0.786水準である688ドル(約16%上)を目標とする展開。一方で再び弾かれれば2重天井リスクも残る。
Coinalyzeによれば、モニタリング対象口座のうちロングポジションが約63%に達しており、仮に下げに転じた場合、538ドルまでの下落が広がる可能性がある。規制動向も依然として重石で、過去の取引所による上場廃止なども意識される。
jp.beincrypto.com でJakub Dziadkowiecによるオリジナル記事 2026年10月第3週注目のアルトコイン3選 を読む