バイナンスでXRPの買い圧力が3か月ぶり高水準 11月の展望

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バイナンスでXRPの買い圧力が3か月ぶり高水準 11月の展望

暗号資産調査会社CryptoQuantによると、バイナンスにおけるXRPの買い圧力が過去3カ月で最高水準に達した。XRPにとって例年最も価格変動が大きい11月を前にした動き。

一方、クジラは引き続き買い増しを進めており、チャート分析では次の動きを左右する重要な水準が描かれている。

バイナンスの買い・売り比率から読み取れるXRPの現状

テイカーバイ・セル(買い・売り)比率は、成行発注における買注文と売注文を比較する指標。1を上回る数値は、売り手よりも買い手の方が積極的であることを示す。つまり、トレーダーが売値で即時購入している状況。

バイナンスでは、CryptoQuantアナリストのArab Chain氏によれば、XRPの同比率が約1.076に上昇、これは過去3カ月で最高水準。これにより、1未満だった過去と明確に決別した格好となる。

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バイナンスでXRP買い圧力が3カ月ぶりの高水準 出典:CryptoQuantバイナンスでXRP買い圧力が3カ月ぶりの高水準 出典:CryptoQuant

ただし、Arab Chain氏はこの比率だけでトレンド転換が持続するとは言えないと警戒感も示す。実際の価格推移や取引高、比率が1を恒常的に上回る状況の確認が必要。

また、アナリストのVersan Aljarrah氏は指摘する。XRPのクジラによる保有比率は2022年後半以降で最高に到達している。この蓄積は、価格が停滞する中で進行している。

本稿執筆時点でXRPは1.29ドル。BeInCryptoデータによれば、直近30日間で約14%下落、年初来で約30%のマイナス。

XRP価格の推移 出典:BeInCryptoXRP価格の推移 出典:BeInCrypto

XRPは1.25ドルを維持し、2.10ドルへ上昇できるか

アナリストのAli Martinez氏は、XRPの日足チャート上に逆三尊の可能性を指摘。3つの谷のうち、中央が最も深くなるパターン。成立すれば上昇トレンドへの転換を示唆することが多い。

1.25ドル近辺が重要な下値支持となる。ここを守れば、1.55ドル付近のネックラインを目指す展開も。その水準で日足が上抜ければ2.10ドルを意識する相場。ただし1.25ドルを割り込むと約0.98ドルまで下落する可能性も生じる。

一方、XRP現物ETFへの需要は鈍化。SoSoValueのデータによれば、10月の純流入額は1090万ドルにとどまり、ローンチ以降で最も小規模なプラス月となる見込み。

11月を迎えるにあたり、こうした機関投資家需要の弱さが反発局面を制限する要因となる可能性。一方、ETF流入増加があればネックライン試す展開も期待。

XRP現物ETF純流入額合計 出典:SoSoValueXRP現物ETF純流入額合計 出典:SoSoValue

11月はXRPにとって極端な月となる理由

10年以上のデータで、11月のXRP平均リターンは約80%。ただし一部の突出した年の値動きが平均値を大きく押し上げている。

例えば2013年の11月は531.9%、2014年は130.4%、2020年は178.3%上昇。一方で、11月の中央値はマイナス10%。この開きは一部の爆発的上昇が平均を歪めていることを示す。

直近数年は弱含みの展開が続く。2021年から2025年は11月に下落するケースが多く、2023年もわずかな上昇にとどまる。ただし今年はクジラの蓄積と買い圧力増加が従来の傾向を変える可能性も。

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XRP月間リターン。出典:CryptoRankXRP月間リターン 出典:CryptoRank

このため今後の取引は重要である。買い圧力が高まり出来高が増えれば、XRPはこの傾向に逆らう可能性。一方、11月の過去の推移は慎重姿勢を示唆。

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