トム・リー氏、株安で暗号資産と半導体に買い場

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トム・リー氏、株安で暗号資産と半導体に買い場

ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズのトム・リー氏は、金曜日の株式売りは買い場であり、さらなる下落の前兆ではないと指摘した。暗号資産、メモリー、半導体株はいずれもテクニカルな支持線まで下落していると述べた。

ウォール街の恐怖指数として知られるシカゴ・オプション取引所の変動性指数(VIX)は、この日大きく上昇した。一方、原油価格の上昇は、週末にかけて緊張が高まる懸念を呼んだ。

リー氏の買い推奨における暗号資産の位置付け

ファンドストラットの調査責任者であるリー氏は、CNBCの「クロージング・ベル」で、今週は生成AIに対する懸念が高まったと語った。AI関連の債券市場には自信が欠けていると認めつつも、AIのファンダメンタルズや成長要因は依然として堅固であると強調した。

同氏は、ファンドストラット所属のテクニカルストラテジスト、マーク・ニュートン氏の見立てとして、金曜または月曜に株価は底を付け、反発する可能性があると述べた。

リー氏は、暗号資産をメモリー、半導体、AIクラウド、そして広義のテック株と同じカテゴリに位置付け、いずれも「買い」と見ていると語った。いずれも支持線まで下落しており、これまで投資家が買いに動いてきた価格帯に達しているという。

「メモリー、半導体、ネオクラウド、広義でのテック、暗号資産はいずれも買い場だと考えている。いずれも、ファンダメンタルズに対する過剰な警戒感が強まる中、支持線まで下落した状況だ」とリー氏は述べた

これに対し、ソルス・オルタナティブ・アセット・マネジメントのチーフエコノミスト兼ストラテジストであるダン・グリーンハウス氏は、金利上昇が要因だと指摘。金利上昇は、コアウィーブのようなクラウドプロバイダーなどAI分野のより投機的領域に負担をかけていると分析した。

グリーンハウス氏は、ASMLや台湾積体電路製造(TSMC)は需要が依然として強いと示唆していると述べた。それでも同氏は、AIクラウド事業者の不振を市場全体の早期警告と解釈すべきではないと警鐘を鳴らした。

「過去3年、われわれはいくつのカナリアを炭鉱で殺してきただろうか」

ダン・グリーンハウス氏(ソルス・オルタナティブ・アセット・マネジメント チーフエコノミスト兼ストラテジスト) CNBC経由

https://www.youtube.com/watch?v=EPDnXjX_JYM

資金調達は需要の拡大に追いつくか

一方、Ned Davis Researchの米国チーフストラテジストであるエド・クリスソルド氏は、資本には価格があると指摘した。市場はそのコストを今もなお見極めているという。需要が堅調でも、設備投資の鈍化は十分あり得ると話した。

クリスソルド氏は、時価総額の大きい企業は9月の通常の弱含みを回避したが、小型株はその影響を受けたと分析。金曜日の下落には、その遅れを補う側面もあった可能性があると述べた。

同氏は、2週間後に発表される7-9月期決算が一つの答えを示すと語った。S&P500の利益成長率は前四半期25%が予想されたが、実際は32%となった。アナリストは今四半期も25%から26%を見込んでいる。

パネルディスカッションでは概ね、需要は織り込まれているとの認識が共有された。その一方で資金調達、すなわち資本コストがAIブームの中核議題との認識も示された。

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