ソニーが新トークンとAI著作権管理計画 回復なるか

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ソニーが新トークンとAI著作権管理計画 回復なるか

ソニーは、AI企業がクリエイターの作品を利用した際、自動的に報酬を支払う仕組みの導入を目指している。その実現をブロックチェーン事業で模索するが、金融アプリ内の預かり資産は大幅に減少している。

10月26日月曜日、ソニーが支援するSoneiumは新たなAIライセンスシステムとエンタメ投資計画、自社暗号資産立ち上げの方針を発表した。

2025年初頭以降、総預かり資産(TVL)が9割以上減少したSoneiumブロックチェーンは、これで復活できるのか。

ソニーの1億9300万ドル・ブロックチェーン課題

DefiLlamaによると、Soneiumの分散型金融(DeFi)アプリ預かり資産は、2025年5月の2億300万ドルから約940万ドルへと95%減少した。

Kyo Finance、Sonex、Untitled Bank、Sake Financeの4つの主要アプリは、最盛期に合計約1億5900万ドルを保有していた。きょう時点では約150万ドルにとどまる。

過去24時間のネットワーク取引は16万3691件だったが、収益はわずか118ドルとなっている。

こうした数字は、金融面での活動低迷を示す。ただし、DeFi預金はSoneium内全ての資産を反映するものではない。

SoneiumのTVL 出典:DefiLlamaSoneiumのTVL 出典:DefiLlama

AIロイヤリティは投資家を呼び戻せるか

日本の暗号資産企業Startaleと共同開発したSoneiumは、クリエイターが自らの作品をブロックチェーン上に登録し、AIプログラムがライセンス条件を確認、支払いを自動仲介できる仕組みの導入を目指す。

機械可読なライセンス管理を目的とするイーサリアムの提案規格ERC-8432にも対応予定。

一方で、ファンはキャラクター「Moriusa」のIPトークン経由で投資できるようになる見込み。K-POP企業DayOneDreamと提携し、コンサートロイヤリティ連動の投資機会も計画する。

「次回作の資金調達を、かつてない規模でサポートしたい」とSoneiumプロトコル責任者の熊谷祐二氏は話す。

ソニーのAI著作権闘争が突き付ける課題

ソニーミュージックはすでに、AI企業による無断利用への法的対応を強化している。

7月には、AI音楽生成企業Udioを相手に新たな訴訟を提起。3万件超の音源を巡る権利侵害を主張し、主張通りなら損害賠償は45億ドル超に及ぶ可能性がある。

ユニバーサル・ミュージックとワーナー・ミュージックはすでに、ブロックチェーン不使用のままUdioとライセンス契約を締結済み。

Soneiumの提案するライセンスシステムについて、現時点で導入を約束したAI企業名は出ていない。計画中の$SONEIUMトークンにも公開時期は未定。

1/ 💿 Soneium: The Onchain Entertainment Economy.

Today we introduce Tokenized IP and our plan to issue $SONEIUM , an ecosystem-native token that connects our global community. 🧵👇 pic.twitter.com/jMwv9qoit3

— Soneium 💿 (@soneium) October 26, 2026

今後、エンタメ各社やAI開発企業が実際にこの技術を採用し、Soneiumの業績回復につながるかどうかが問われる。

jp.beincrypto.com でLockridge Okothによるオリジナル記事 ソニーが新トークンとAI著作権管理計画 回復なるか を読む