アーサー・ヘイズ氏、AI計算向け先物市場で第3の成功狙う

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アーサー・ヘイズ氏、AI計算向け先物市場で第3の成功狙う

アーサー・ヘイズ氏が、AIコンピュート向けの四半期先物および永久スワップの構想を示した。ベンチマーク価格は、未ローンチのブロックチェーン「Flop Network」由来となる。

ビットメックス共同創業者のヘイズ氏は、この契約を永久スワップ・シンセティック米ドルに続く「第3のヒット」への挑戦と位置づける。ただし、実際にはコンピュート購入者とマーケットメイカーが、単一トークンネットワークに連動するベンチマークをヘッジすることになる。

コンピュート価格を1つのトークンが決定できるか

ヘイズ氏は、現時点でコンピュートの世界的な共通価格は存在せず、半導体レンタル料やモデルごとのトークン単価として分断されていると主張する。

同氏が提案する解決策は「Flop Reference Compute Rate(FRCR)」である。これはFlop Network上の推論ジョブをもとに算出する1時間ごとの指数となる。同ネットワークでは、AIエージェントがプロジェクトのトークンであるFLOPを使い、AIモデルのクエリ処理をマイナーに依頼する仕組み。

"The Trifecta" my latest essay on how @flop_labs compute spot market will become the reference price for all compute focused derivatives.

"This summer, I unveiled my idea for the Flop Network. FLOP is food for your AI agent. Agents will use FLOP in commerce because FLOP is… pic.twitter.com/B67YxPLc2s

— Arthur Hayes (@CryptoHayes) October 26, 2026

この四半期先物は、インデックスはFLOP建てである一方、証拠金はドルで受け入れる。この「クアント」構造により、ある資産の査定額に対し、異なる通貨で支払いが行われる仕組みになる。

また、期限がない先物契約である永久スワップも導入予定。これは8時間ごとのプレミアムインデックスを基準に資金調整が発生する。マーケットメイカーは30日間先のコンピュート単位を順次乗り換えることで、ポジションの再構築も図れる。

売り手側は手数料以上のFLOP債券を預託し、納品未達が24時間以内に発生した場合、債券を没収される。

実績はコンピュートにも通用するか

ヘイズ氏は、2016年のビットメックス永久スワップ設計や、エセナのUSDeにおけるシンセティック米ドル考案に自信を示す。USDeは、ショート永久スワップでヘッジされたステーブルコインである。

このUSDeの供給量は2025年10月に約148億ドルでピークを迎えたが、DefiLlamaによれば、足元では50億ドルを下回る。

一方、FLOPテストネットのスケジュールは依然として未定であり、10月中旬時点のFlop Labs公式サイトにもローンチ日は記載がない。Flop Labsはネットワーク初期ブロックである「ジェネシス」を2027年第1四半期に予定する。

ヘイズ氏はまた、AIデータセンターブーム後の救済策も予測。そのリスクもヘッジ市場で価格化できる可能性があるが、トレーダーが1つのトークンに連動したベンチマークを受け入れるかが課題となる。

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