XRP、新規ウォレット数で今年有数の増加を記録。ただし、コインベースおよび現物ETFの米国投資家は様子見姿勢を強めている。
こうした動きにより、XRPは約1.25ドルで推移している。過去1か月で約16%下落。先週のバイナンスの大規模ハッキングが市場全体に新たな圧力をもたらした。
バイナンスのハッキング後も新規XRPウォレットが増加
サンティメントによれば、XRPレジャーは11月1日に7934件の新規ウォレットを追加。これは2026年で6番目に多い1日の記録。
この急増は、ネットワーク活動が通常は静かな日曜日に発生した。
サンティメントは、今回のハッキングがユーザーによる自己管理型ウォレット開設を促した可能性を指摘した。同社はさらに、1.25ドル付近での強い成長は、価格下落圧力にもかかわらず利用が拡大している証拠と説明している。
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弱気派の声がXRP強気派を上回る状況
新規ユーザーは増加しているが、XRPをめぐる全体的な議論は悲観的なものに変化している。サンティメントのデータによれば、XRPに対するSNSセンチメントはほぼ2か月にわたり低下。バイナンスのハッキングがこの下落を加速させた。
XRPへの強気コメントは弱気コメント1件につき約0.61件。ビットコイン(BTC)は約0.69、イーサリアム(ETH)は約1.14。
サンティメントは、センチメントが1.0未満を維持し、価格が最安値を更新しない状況下で中期的な一時反発が期待できるとする。ただし、恐怖感だけでは底打ちを示すものではないと警告した。
「BTC・XRPのセンチメントが1.0未満で、価格が最安値を更新しなければ、中期的なリバウンドに警戒を怠るべきではない」と投稿されている。
この慎重な見方は米国の取引データにも表れている。そこでは2つの側面でXRP需要が鈍化している。
米国ではコインベース・ETFともに需要低下
XRPコインベース・プレミアム指数は約-0.16%に下落。8か月ぶりの低水準となった、とアナリストのArab Chainは指摘している。
このマイナスは、コインベースでXRPがバイナンスよりも安く取引されていることを示す。コインベースは米国の個人・機関投資家の主要取引所である。
Arab Chainは、この下落だけではさらなる下値を裏付けるものではないとも指摘した。
「過去には、このようなマイナスが続く場合、コインベースでのXRPの買い需要が弱まる傾向にある。一方、プラスに戻れば需要回復の兆しとなる可能性がある」とアナリストは述べている。
現物XRP ETFも同様に減速。10月の純流入額は1883万ドルとSoSoValueによると、1月以降で最小。9月は1億2140万ドルだった。
一方、ETFはハッキング後も安定。10月29日は843万ドル流入、30日は49万6000ドルの流出にとどまった。
一方、米国現物ビットコインETFは10月30日に6億4300万ドルの流出。普及拡大と慎重な米資金の間で、XRPの次の動きは狭い価格帯に委ねられている。
XRP価格、サンティメントの1.25ドル基準を維持
XRPは1.25ドルで取引され、本稿執筆時点で過去24時間では0.65%下落。7日間では4.43%減少。
サンティメントは直近の基準として1.25ドルを重視。新規ウォレット増加が1日4000件超なら1.30ドル回復が強気シグナルとなる。
逆に、1日3000件未満で1.20ドルを割る場合はシグナル弱化となる。
11月のETFフローとコインベース・プレミアムが、米国需要が新規ユーザーに追いつくかを示す材料となる。
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https://youtu.be/bniV9-tCWAAjp.beincrypto.com でKamina Bashirによるオリジナル記事 XRP反発は来るのか ウォレット・センチメント動向 を読む