ジョージア州男性、1億6500万ドル暗号資産ポンジ事件で起訴

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ジョージア州男性、1億6500万ドル暗号資産ポンジ事件で起訴

エドワード・ジンバルディ容疑者が、推定1億6500万ドル規模の暗号資産ポンジ・スキームをめぐる連邦のワイヤーフラウド(送金詐欺)およびマネーロンダリング(資金洗浄)容疑で起訴された。フィジー当局は、ジョージア州在住の同容疑者(59歳)を8月14日に米国へ強制送還した。

ジンバルディ容疑者は月曜日にロサンゼルスの連邦判事のもとに出廷した。検察は、今後のジョージア州北部地区での手続きを控え、同容疑者を米国連邦保安局の管理下に置くよう求めている。

暗号資産ポンジ・スキームの資金調達手口

プレスリリースによると、ジンバルディ容疑者は2022年6月から2023年8月にかけて「ザ・クリプト・プログラム」と称するポンジ・スキームを宣伝した。この投資案件は広告パッケージを軸としたもので、購入者には毎月25%の利回りを保証していたという。

投資家は暗号資産を同容疑者が秘密裏に管理するウォレットへと送金した。これらのウォレットには6000人超が計1億6500万ドル以上を入金した。

しかし実際には、ジンバルディ容疑者は広告パッケージを購入する代わりに、3400万ドル超をリスクの高い外国為替取引に投じ、多額の損失を出したとされる。

そして同容疑者は、後から参加した投資家の資金で先行投資家に払い戻していた。さらに少なくとも1000万ドルは自身や家族の住宅購入、高級車、元妻への慰謝料支払いなど私的流用に充てられた。

「ジンバルディ容疑者は、巨額リターンを約束する虚偽の説明で数千人を『クリプト・プログラム』に投資させたとされる。実際には集めた資金を危険な為替取引や早期投資家への返済、自宅や高級車購入などに使っていた」と、米国連邦検事のセオドア・S・ハーツバーグ氏は述べた。

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フィジー国外退去、1年超の逃亡に終止符

ザ・クリプト・プログラムは2023年8月に破綻し、投資家は資産を失った。ジンバルディ容疑者はその後、ハワイやフィジーなどを転々とした。

検察によれば、米連邦捜査局(FBI)の捜査を知った同容疑者は2025年7月にフィジーへ逃亡し、1年以上滞在した。2026年5月には、ヴァージニア州での息子の結婚式への出席を取りやめた。捜査当局による逮捕を察知したためとされる。

2026年7月8日、連邦大陪審が同容疑者を送金詐欺12件、マネーロンダリング12件、マネーロンダリング共謀1件で起訴。米国国務省およびFBIとの連携のもと、フィジー当局は8月14日に同容疑者を強制送還した。

米国で暗号資産詐欺による損失が急増するなか、本件が発生した。FBIインターネット犯罪苦情センター(IC3)の統計では2025年に暗号資産関連の苦情が181,565件寄せられ、被害額は113億6000万ドル超となった。これは2024年比で22%の増加となる。

現在FBIは、ザ・クリプト・プログラムの投資家に対し損失情報の提出を呼びかけている。刑事告発は起訴内容にとどまり、ジンバルディ容疑者には有罪が立証されぬ限り無罪推定が適用される。

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