ブラックロックBUIDL、トークン化国債で首位奪還

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ブラックロックBUIDL、トークン化国債で首位奪還

ブラックロックのトークン化米国債ファンド「BUIDL」が、同様のプロダクトの中で時価総額約28億ドルとなり、再びトップの座を奪還した。

Token Terminalのデータによれば、BUIDLは現在、トークン化された米国債市場(総額151億ドル)の約18.5%を占め、サークルのUSYCをわずかに上回っている。

急速に入れ替わるランキング

トークン化米国債ファンドは、機関投資家が短期米国政府債務をブロックチェーン上で保有することを可能にしている。決済は従来の債券市場のような数日単位ではなく、24時間いつでも可能。

BUIDL Regains Its Position as the Largest Tokenized U.S. Treasury Fund

Token Terminal data shows that BUIDL, a tokenized U.S. Treasury fund issued by Securitize, has a market capitalization of approximately .8 billion, accounting for 18.5% of the .1 billion market. It has… pic.twitter.com/ekGaLMt0jz

— Wu Blockchain (@WuBlockchain) August 31, 2026

この仕組みは、機関投資家が余剰資金を預けたり、利回りを生む担保を提供する手段として人気を集めている。

USYCが首位についた期間は短かった。同ファンドは過去1年間で約6億ドルからほぼ30億ドルまで成長した。

Token Terminalのデータによれば、8月下旬においておよそ29億ドルに達し、BUIDLの27億ドルを一時的に上回った。しかし今週、再び首位を明け渡した。

BUIDLはブラックロックの米ドル建て機関投資家向けデジタル流動性ファンドであり、運営はSecuritizeが行う。一方USYCは、サークルが2025年にHashnoteを買収した後、自社のステーブルコイン事業に統合したHashnoteベースのファンドである。

順位変動が持つ意味

どちらのファンドも長期間トップにとどまっていない。この不安定さ自体が注目すべき点である。これは、機関投資家が単一のデフォルト商品に落ち着くことなく、競合する米国債プロダクトを積極的に比較している状況を示唆している。

この競争は、トークン化資産市場のこの分野が本格的な競争市場へと成熟しつつあることを意味する。もはや単独の先行者が支配するニッチ市場ではない。

さらに重要なのは、機関投資家の関心が政府債券商品にとどまるのかどうかという点である。今後はオンチェーン金融の他の分野にも広がる可能性がある。

現時点では、成長は米国債分野に集中しており、現実資産(RWA)全体の拡大に比べれば限定的な動きにとどまる。

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