セールスフォース株、アンソロピック提携で22%上昇 20か月ぶり下落トレンド転換

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セールスフォース株、アンソロピック提携で22%上昇 20か月ぶり下落トレンド転換

セールスフォース株は8月24日の週に22.4%高で取引を終えた。四半期決算の過去最高業績とアンソロピックとの提携拡大が要因であり、ここ数年で最も大きい週間上昇率となった。

この上昇で20カ月にわたる下落トレンドを打破し、セールスフォース(CRM)は2026年のダウ銘柄で最もパフォーマンスが悪かったポジションから脱した。

過去最高の四半期とClaudeforce提携、弱気論を一新

セールスフォースの第2四半期売上高は113億ドルで、前年同期比11%増となった。現時点の残存パフォーマンス義務は、為替一定ベースで14%増の335億ドルとなった。

Agentforceの年間経常収益は15億ドルを突破し、240%増となった。経営陣は通期ガイダンスを461億ドルから464億ドルへ上方修正した。

アンソロピックと同社は同日夜、Claudeforceの発表を行い、Claudeモデルを企業ワークフロー全体に組み込むとした。AIエージェントが席数ベースのソフトウェアに取って代わるという議論に答える内容となった。

Salesforce × @AnthropicAI

The #1 AI meets the #1 CRM

Rise and shine, Claudeforce pic.twitter.com/der7yBUouP

— Salesforce (@salesforce) September 2, 2026

投資家は当該議論を強気に織り込んでいた。セールスフォースは7月の安値時点で年初来約35%安で取引されていた。

1点留意すべき点として、今回の利益上振れのうち1株当たり約2.43ドルは、同社のアンソロピック持分の評価益によるものである。

週足チャートが20カ月ぶりの上抜けを確認

週足チャートでは、2025年1月以降のすべての上昇を抑えていた下降トレンドラインを価格が上抜けたことが示された。CRMは232ドル付近の200週移動平均線も回復。

CRM週足チャート 出典:TradingviewCRM週足チャート 出典:Tradingview

同移動平均は過去4回サポートとして機能したが、2026年初に割り込んでいた。週足の出来高はチャート上で最大、RSIは70に回復した。

CRMの価格予想、282ドルが目標で230ドルが下値支持

日足チャートではこの上抜けが8月19日に発生、8月26日に198.95ドルでリテストしたことが示されている。その後、価格は230.05ドルの窓を開けて上昇し、フィボナッチ0.382水準に到達した。

CRMの直近終値は256.93ドルで、フィボナッチ0.5戻し(256.71ドル)付近で伸び悩んでいる。12月のスイング高値267ドルを上抜けると、10%高の282.76ドルが視野に入る。

CRM日足チャート 出典:TradingviewCRM日足チャート 出典:Tradingview

サポートは230.65ドルで、ここに0.382水準、上昇中のSupertrend、200週平均が集まる。割り込めば198.42ドルが再度意識される展開。

モメンタムは慎重な姿勢を示す。日足RSIは80近く、価格は50日平均を37%上回っており、足元の動きは過熱気味だ。Nvidiaでも類似の決算急騰が先週反落した。

230ドルを維持すれば上抜けは継続。割り込めば窓開けが行き過ぎだった可能性が強まる。

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