アルトコイン下落、ビットコインの優位再拡大

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アルトコイン下落、ビットコインの優位再拡大

バイナンス上場のアルトコインの約半数が、200日移動平均線を下回る水準へと戻った。この比率は10月18日に48.4%に達し、10月初旬の10%未満から大幅に上昇した。

Blockchaincenterの90日アルトコインシーズン指数は中立の51を維持しているが、30日間のアルトコイン月間指数は29に低下し、ビットコインシーズンを示す25に近づいている。

9割のアルトコインが上昇トレンドに乗った上昇局面

この反転は、8月下旬から始まった上昇局面の後に起きた。アナリストのDarkfost氏は、当時バイナンス上場アルトコインの81%が200日平均を下回っていたと投稿している。

10月初旬にはこの割合が10%未満にまで縮小し、取引所上場アルトコインの9割が上昇トレンドを確認した格好となった。Darkfost氏は、この2カ月間で8140億ドル超がアルトコインに流入したと推定している。

しかし過去15日間で1340億ドル超がアルトコインから流出したとの見方も示している。利益確定の動きが流出を大きく押し上げた可能性が高いと同氏は述べた。

200日移動平均線を下回るアルトコインの割合200日移動平均線を下回るアルトコインの割合 出典: X/Darkfost

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ビットコインが再び主導権、取引所のステーブルコイン残高減少

アルトコインはビットコイン(BTC)対比でも後退基調が見られる。Blockchaincenterの各指数は、上位50銘柄が設定期間内にビットコインを上回った数を示している。

30日指数は9月下旬に75を超えてアルトコインシーズン入りしたが、その後29まで急落した。90日指数は8、9月の上昇を含むため持ちこたえている。

アルトコイン月間指数、10月に75超から29へ下落(2026年)アルトコイン月間指数、10月に75超から29へ下落(2026年) 出典: Blockchaincenter

過去90日でBitway(BTW)が2993.3%上昇し、トップ50をけん引した。このビットコイン互換ブロックチェーンのトークンは2026年3月2日に取引開始したばかりだ。

Quant(QNT)とNEAR Protocol(NEAR)も199.3%、163.3%の上昇となり、ビットコインの25.9%を大きく上回った。トップ50のうち7銘柄が2倍超となり、イーサリアム(ETH)はビットコインを1.5ポイント上回った。

それでもアルトコインシーズン指数は、388日間アルトコインシーズンに到達せずの状況が続く。

一方、ビットコインのドミナンスは約60.7%まで上昇している。ドミナンスは暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額比率であり、上昇は市場全体よりもビットコインが価値を維持していることを示唆する。

ドミナンスは9月下旬の約59%から上昇し、10月第2週に60%を超えた。現在は9月初旬の高値、約60.4%を超えて推移し、日足チャート上では少なくとも5月下旬以来の高水準となっている。

ビットコイン・ドミナンス日足チャート、約60.7%へ上昇ビットコイン・ドミナンス日足チャート、約60.7%へ上昇 出典: TradingView

買い余力の面でも、CryptoQuantのデータによると、イーサリアム基盤(ERC-20)のステーブルコイン取引所準備金は574億ドル規模。2025年11月の780億ドル近辺から大きく減少している。取引所に預けられているステーブルコイン残高が減れば、新規購入余力も縮小する。

Darkfost氏はアルトコインのセンチメントは変動しやすいとしつつも、辛抱強い買い手には例年繰り返される傾向を指摘した。

「しかし歴史的に見ると、アルトコインに対する関心やパフォーマンスが最も低いときこそ、適切なエクスポージャーを構築する価値がある」と述べている。

現時点では30日指数がビットコインシーズンを4ポイント上回る水準にとどまり、取引所のステーブルコイン準備金減少も続いている。

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