トランプ氏、中東爆撃警告で原油90ドル突破

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トランプ氏、中東爆撃警告で原油90ドル突破

ブレント原油は1バレル90ドルを突破し、月曜日に2.7%上昇した。背景にはトランプ米大統領がホルムズ海峡交渉への干渉があればオマーンを爆撃する可能性を示唆したことがある。

この発言は米国とイランの交渉に設けられていた60日間の期限が解決策なく終了したタイミングで伝えられ、エネルギー市場は不透明感が強まっている。

トランプ大統領がオマーンについて実際に語ったこと

ホルムズ海峡はイランとオマーンの間に位置する狭い水路であり、世界の原油および液化天然ガスのおよそ5分の1が日々ここを通過する。2月の戦闘開始以降、通常のタンカー航行はほぼ停止している。

トランプ大統領はFOXニュースのトレイ・イングスト記者の電話取材に応じ、イランとオマーンが海峡の共同管理を巡って協議していることについて質問され、「もしオマーンが妨害すれば、米国は爆撃する」と述べた。

その後、ホワイトハウスの執務室で記者団に詳細を問われた際、トランプ大統領は「オマーンの態度はあまり良くなかった」とした上で、「この問題は簡単に対処できる」と語った。同氏が同様の警告をオマーンに発したのはこれが初めてではなく、5月の閣議でも同趣旨の発言をしている。

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Reporter: You said you would bomb the shit out of Oman if they got in the way of reopening the Strait of Hormuz.Would you say you're out of patience with Oman, a strategic partner?

Trump: I don't think they behaved very well, but we'd handled them very easily just like we do… pic.twitter.com/sFRHqIfVhE

— Acyn (@Acyn) August 17, 2026

オマーンは、イエメンやUAE、サウジアラビアに近い、米国の長年の同盟国であり、イランと個別交渉を進めてきた。イランのメフル通信は土曜日、テヘランとマスカットが海峡の航行管理で合意に達したと報じた。

「約200年にわたる外交と軍事協力の歴史を持つ米国の長年の同盟国オマーンに対し、爆撃をほのめかしたことで、トランプ氏は米国史上初めて自国のパートナーを公然と威嚇した大統領になった」と社会・気候正義活動家ビル・マッデン氏は指摘した。

期限と市場がともに重要な理由

航行データが重要性を示している。海事追跡サービスMarineTrafficによれば週末に海峡を通過した船舶は13隻にとどまり、日曜日は3隻だったという。

原油価格もこの混乱を直に反映。トランプ大統領の発言を受け、ブレント原油は2.7%上昇し、1バレル90ドルを突破した。本日の最高値となった。

このタイミングはトランプ大統領の不満と密接に関係しているとみられる。オマーンとイランの合意が海峡へのアクセスを左右する可能性があり、ワシントンはより包括的な対イラン合意を模索している。

Good morning, Brent is over 90 again and regardless of any “official” statements, flows from Hormuz have not normalized and vessels continue to be targeted. #OOTT pic.twitter.com/5FWuQCtbBy

— Amena Bakr (@Amena__Bakr) August 18, 2026

月曜日は、米国とイランが6月に合意した60日間の期限の終了日だった。交渉はイランの核計画を巡る対立の解消を目指していたが、具体的な進展はなかった。トランプ大統領は「イランに核兵器保有は許されない」と改めて述べたが、交渉状況の詳細には言及しなかった。

政治的な反響も速やかに広がった。ティム・ケイン上院議員は上院再開後、対オマーン軍事行動を制限する決議案を提出する考えを明らかにした。イラン外務省は、オマーンとの協議は「複雑だが継続中」とし、具体的内容には触れずに「何者かが交渉プロセスに影響を及ぼそうとしている」と説明した。

「正気とは思えない。オマーンは米国の同盟国だ。イランとの愚かな戦争のために重要な同盟を壊し、コスト増や弾薬備蓄の枯渇を招いたことで、米国は損失を被り、中国やロシアが利益を得ている。私は新たな戦争の道を止めるため、戦争権限法決議案を提出する」とケイン上院議員はXで述べた。

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株式市場の反応は原油に比べ穏やかだった。ダウ工業株30種平均は朝方0.3%下落、S&P500種株価指数も0.1%安となった。夏季で取引量が低調だった影響もある。

当面、海峡のタンカー通過は途絶えたままとなる見通し。海運会社や石油輸入業者は引き続き、外交的解決か更なる軍事的圧力が今後の行方を左右するか注視している。

jp.beincrypto.com でLuis Blancoによるオリジナル記事 トランプ氏、中東爆撃警告で原油90ドル突破 を読む