水曜の注目はオンチェーンでなくナスダック

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水曜の注目はオンチェーンでなくナスダック

ハイパーリキッド・ストラテジーズ(PURR)は水曜日に30.4%高で取引を終えた。これは、トランプ米大統領が規制当局が同取引所の米国移転に向けて取り組んでいると発言した後、ハイパーリキッド(HYPE)トークンの上昇率を上回る動きである。

ナスダック上場の同社はHYPEをデジタル資産として保有している。今回のニュースを受けて、保有トークンの価格以上に自社株が上昇した。

ハイパーリキッドの自社株は30%上昇、保有トークンは18%高

トランプ米大統領は水曜日に暗号資産と金融界の経営幹部とのホワイトハウス会合で発言した。商品先物取引委員会(CFTC)のマイク・セリグ委員長をその推進役であると評価した。

「マイク(セリグ委員長)も、ハイパーリキッドが米国で完全に法令順守し、適法な形で運営できるよう尽力していると承知している」とトランプ米大統領は語った。

ハイパーリキッドは現在米国外で運営されており、米国のトレーダーには公式にはサービスを提供していない。米国内で規制下に入れば、より大規模な顧客・資本の獲得が可能となる。

その一方、トランプ米大統領の発言を受けてHYPEは18.6%上昇し、約69.22ドルとなった。自社株の方がさらに好調だった。

ハイパーリキッド・ストラテジーズの株価は30.42%高で9.39ドルで取引を終えた。時間外取引ではさらに4.9%上昇し、9.85ドルとなった。

ハイパーリキッド・ストラテジーズ(PURR)株価推移ハイパーリキッド・ストラテジーズ(PURR)株価推移 出典:Google Finance

既存の取引所銘柄は逆の動きとなった。Cboeグローバル・マーケッツは3.5%、CMEグループは1.7%下落。それぞれが規制されたデリバティブ市場を運営しており、ハイパーリキッドがライセンス取得すれば競合となる。

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HYPEを持つ企業はDAT市場では稀な成功例

デジタル資産を自社保有するビジネスモデルは2026年に苦戦が続き、大半が大きな評価損を抱えている。HYPEに特化した企業のみが例外となっている。

Artemisのデータによれば、含み益を維持している自社保有型企業は2社のみであり、それがハイパーリキッド・ストラテジーズとハイペリオンDeFi(HYPD)であり、ともに保有資産は同じである。

デジタル資産自社保有(トレジャリー)企業のパフォーマンスデジタル資産自社保有(トレジャリー)企業のパフォーマンス 出典:Artemis

株価の推移も同様の傾向を示している。PURRは今年163%超の上昇。一方、ストラテジー(MSTR)は33.6%下落、ビットマイン・イマージョン(BMNR)は35.11%下落している。

こうした乖離が、暗号資産関連企業が新たな成長物語を模索する理由となっている。例えばビットコイン(BTC)マイニング企業は生成AI分野で再評価を受けている。

TeraWulf、IREN、Hut 8は事業転換によって今年株価を上げてきたが、マイニング業界の利益環境は悪化している。水曜日はこれが逆転した。AI事業転換も、ハイパースケーラ向けリースもなく、単なる暗号資産ニュースがナスダック株を30%動かした。

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