運用資産2億4800万ドルのミューチュアルファンド「Kinetics Internet Portfolio」が、XRPではなくリップル・ラボ自体への直接出資持分を保有していることを、新たに提出された米証券取引委員会(SEC)の報告書で明らかにした。
この違いは重要である。機関投資家の資金は、トークンのXRPではなく、リップル・ラボという企業自体を選択している。
SEC提出書類の内容
Form NPORT-Pは、登録投資ファンドが米証券取引委員会(SEC)に毎四半期提出する保有資産報告書である。Kineticsは、Kinetics Portfolios Trustの一部として同書類を提出した。
同ファンドはリップル・ラボが発行したA種普通株式を直接取得した。この構造によりKineticsは、同社自体への持分を取得したことになり、同名の暗号資産への投資とは異なる。
SECの提出書類によると、この保有額はおよそ24万6000ドルであり、ファンドの純資産約2億4800万ドルの約0.1%とごく一部である。
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この報告書は6月30日時点の保有状況を反映しているが、開示の遅延により8月まで非公開となっていた。
リップルは依然として未公開企業であるため、KineticsはIPO前株式の売買を目的とした認定投資家向けの店頭取引プラットフォームを通じて証券を取得した。これにより、機関が上場前に株式を購入できる仕組みとなっている。
機関投資家がリップルに殺到する理由
今回の取得は、リップルの経営陣によるトーンの変化と時期を同じくした。リップルのブラッド・ガーリングハウスCEOはワイオミング・ブロックチェーン・シンポジウム2026で、同社が株式公開に対しこれまでより中立的な立場を取っていると述べた。
Garlinghouse said "we've been very happily private for a long time" when asked about an IPO. Not a no. After billions in acquisitions and a B shareholder tender offer, @Ripple 's tone has quietly shifted from resistant to neutral. Watch this space. https://t.co/y68SnDif2p
— Ripple Bull Winkle | Crypto Researcher 🚀🚨 (@RipBullWinkle) August 19, 2026
これは過去の発信から明確な軌道修正である。モニカ・ロング社長は、同社の強固な財務内容や具体的なタイムラインの欠如を理由に、株式公開の可能性を否定していた。
この取引はまた、総額7億5000万ドルの自社株買い入れ(企業価値500億ドルでの実施)に合わせて発生した。
投資活動と並行して、規制環境も動いている。SECは暗号資産規制案「Regulation Crypto Assets」の公開意見募集を開始し、米政権はホワイトハウスでリップル幹部と非公開会合を行った。
こうした背景から、機関投資家は株式公開を待たず、未公開株市場を通じてリップルへの投資機会を急いでいる様子がうかがえる。
XRP自体は、まったく別の注目を集めている。ビン・クリプトのデータによれば、同トークンは約1.11ドルで取引されており、過去24時間で10.6%上昇した。ホワイトハウスの暗号資産サミットやETF資金流入を受け、市場全体のセンチメントも向上している。
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https://www.youtube.com/watch?v=zLyHomv3Xf8jp.beincrypto.com でLuis Blancoによるオリジナル記事 2億4800万ドルファンドがリップルに投資 XRPに影響は を読む