オーラIPO、評価額1兆6000億ドルも 売上74%増

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オーラIPO、評価額1兆6000億ドルも 売上74%増

スマートリング開発のOuraが木曜日に米国で新規株式公開(IPO)を申請した。OuraのIPOにより、同社はティッカーシンボルOURAでナスダックに上場する見通し。

売上高は会計年度初の9カ月間で74%増の12億1000万ドルとなった。ブルームバーグは、同社の上場によってOuraの企業価値が160億ドルを上回る可能性があると報じた。

リング販売・会員数ともに倍増

Ouraの製品は、指にはめるセンサー内蔵のリングである。光学センサーが血流や心拍数、体温、夜間の動きを計測。アプリはこれらを睡眠・活動・リカバリースコアに換算する。

ビジネスモデルが重要である。購入者はハードウェアを所有するが、アプリの全機能は有料会員のみ利用できる。そのため、1つのリングで2つの収益源が確保できる。1日あたりの利用者は月間利用者の65%に相当し、継続的に使われていることを示す。

目論見書は2026年6月30日までの9カ月間を対象としている。この期間にOuraは310万個のリングを出荷し、前年の180万個から増加。売上高は9億7400万ドルとなった。

2025年度通期の売上高は9億790万ドルで、前年の4億680万ドルから2倍以上に拡大した。直近4四半期(6月まで)の合計数値は14億3000万ドルに達した。

2026年6月までの直近4四半期におけるOuraの主な指標2026年6月までの直近4四半期におけるOuraの主な指標 出典: Oura S-1申請書

サブスクリプションの伸びも加速している。会員収入は2億4050万ドルと121%増加。有料会員数は500万人と2倍となった。

収益性も改善が見られる。純利益は6080万ドルと、前年の160万ドルを大きく上回った。一方で、Ouraは普通株主に帰属する損失を9億2430万ドル計上した。これは初期投資家からの優先株式買戻し(10億9000万ドル)に伴う費用である。

OuraのIPO、活況な新規上場に合流

上場時期にも注目が集まる。今年は米国市場で多くの新規上場が相次ぎ、暗号資産投資家も複数案件を注視している。Anthropicも今月上場する可能性があり、Krakenは自社上場を2027年へ延期した。

Ouraは5月に非公開で申請。ブルームバーグは30億ドル規模の資金調達と、初期投資家による大規模な株式売却を報じている。

公開価格の予測は依然として難しい。Unitree Roboticsは8月、上海市場で公開価格の629%高で初値を付けた。従って、160億ドルという企業価値は目標値にとどまる。

ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、JPモルガン、アレン&カンパニー、ジェフリーズが主幹事を務める。Ouraは株数および価格レンジを未定としている。

それまで1つの疑問が残る。ハードウェア企業がソフトウェア並みの評価を維持できるか。

jp.beincrypto.com でPhil Haunhorstによるオリジナル記事 オーラIPO、評価額1兆6000億ドルも 売上74%増 を読む