キャシー・ウッド氏「多くの投資家は重要な暗号資産トークンを過小評価」

BeInCrypto
BeInCryptoで開く
キャシー・ウッド氏「多くの投資家は重要な暗号資産トークンを過小評価」

ARKインベストのキャシー・ウッドCEOは、多くの投資家がLayerZero(ZRO)が果たすクロスチェーン・メッセージングの役割を見過ごしていると指摘し、インターオペラビリティ・プロトコルの開発チームをX(旧Twitter)で称賛した。

同氏の投稿は、ARKのデジタル資産リサーチディレクター、ロレンツォ・ヴァレンテ氏が2日前に発表した主張を後押しする内容。ヴァレンテ氏は、LayerZeroのインターオペラビリティ事業単体で年間経常収益(ARR)が1億ドル規模に到達する可能性が高いと述べている。

キャシー・ウッド氏「LayerZeroは過小評価されている」

ウッド氏は土曜日に、多くの投資家がLayerZeroの暗号資産メッセージングにおける重要な役割を「評価していない」と指摘。設立チームにも言及した。

Most investors do not appreciate the important role that @LayerZero_Core is playing in crypto messaging and interoperability. I am so impressed with the vision of Bryan, Simon, and the team. https://t.co/6n5SGn69il

— Cathie Wood (@CathieDWood) September 5, 2026

LayerZeroは、通常は相互通信できないブロックチェーン間で検証済みのメッセージを転送する。ARKは、170以上のネットワークに対応しているとカウントしている。

ヴァレンテ氏は木曜日にこの主張を初めて述べた。特定アプリ向けのチェーンやロールアップの増加により、メッセージング・プロトコルは重要インフラとなったと記している。現実資産のトークン化がオンチェーンで進めば、さらに需要が高まる。

ウッド氏の投稿の根拠となった9月3日のARKリサーチによれば、この主張には規模感もある。6月までのデータを用いており、LayerZeroによる累計価値移転額は2800億ドル、2026年上半期のクロスチェーン取引ボリュームの44%を占めると評価している。

ただし、LayerZeroがこの分野を独占しているわけではない。サークルのCCTPが41%で2位。チェーンリンクはCCIPを通じて類似のクロスチェーンソリューションを展開している。

ZRO、金曜日の下落にも月次では上昇維持

短期的には、トレーダーはキャシー・ウッド氏の見解に追随していない。ZROは1.04ドル付近で推移しており、1日で約6%下落。時価総額は3億6870万ドルで、ランキングは120位。

ただし、月間では強含み。ZROは過去1カ月で約36%上昇しており、その大半は8月21日から8月23日にかけての急伸によるもの。

LayerZeroの価格パフォーマンスLayerZeroの価格パフォーマンス 出典: BeInCrypto Markets

このリバウンドは過去最安値から始まった。ZROは7月31日に0.71ドルで底打ちし、依然として2024年12月のピークである7.47ドルには遠い水準。

供給量も重荷となっている。ZROの月次トークンロック解除が、流通枚数3億5300万枚近辺に上積みされている。

また、ARKも中立的な立場ではない。ARKはLayerZero LabsとZRO双方に財務的な利害関係があると開示しており、そのリサーチはポジションの裏付けも兼ねる。

一方で、ヴァレンテ氏は収益予測は自身の見解であり、社の公式予想ではないと説明。ウッド氏の支持はこの主張に基づく。ARKシリーズ第2弾では、手数料収入がその根拠をどう裏付けるかが示される可能性がある。

jp.beincrypto.com でPhil Haunhorstによるオリジナル記事 キャシー・ウッド氏「多くの投資家は重要な暗号資産トークンを過小評価」 を読む