ブルーム・エナジー(BE)株は7月28日以降、約52%上昇した。同日はペロシ家がブルーム・エナジー株を2度目に買い増した日であり、議会の届け出が示している。
ペロシ家は7月に2回の取引で1万5000株とコールオプション200枚を取得した。同じ8月21日付の届け出は、インテル株への新規投資も明らかにしている。
下落から反発へ
ブルーム株は7月24日の最初の購入直前から1カ月で43%下落していた。空売りレポートとAI関連のボラティリティが下落要因となった。
株価は7月下旬に約163ドルの安値を記録した。2度目の取得時の終値は7月28日の166.84ドルだった。
タイミングはブルームの第2四半期決算と重なっていた。同時に、売上高は106億5000万ドルとなり、前年比165.5%増を記録した。四半期ベースで初めて10億ドルを突破した。
経営陣は通期ガイダンスを39億ドルから42億ドルに引き上げた。AIデータセンター需要の増加が要因だった。
なぜ買いのタイミングが注目を集め続けるのか
この一連の購入は、2026年で最も注目される議員取引の1つとなった。それでも、アナリストは現在、このポジションには約40%の上昇余地があると指摘する。
ブルームが投資家に訴えるのは、AIパワーのボトルネック解消というストーリーだ。同社の燃料電池は、データセンターが電力網の増強を数年待たずに電力を追加できる技術とされる。
一方、開示書類によれば、直近四半期で会社関係者は約14万4000株(約3850万ドル相当)を売却した。ブルームのバリュエーションも指標によってはなお高水準といえる。
Quiver Quantitativeによれば、ペロシ家の累積リターンは2014年以降で約965%に達するという。こうした実績は、しばしば他の著名トレーダーとの比較対象となってきた。
ただし、事務所は「取引は本人主導ではない」との声明を出している。
ブルーム・エナジーはS&P500に9月21日に組み入れられる予定。この変更によりインデックス連動型の追加買い需要も見込まれる。今後も上昇が続くかどうかは、あくまでブルームが事業のバックログ(未完了案件)を着実に消化できるかが問われる。
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