Helium(HNT)は土曜日にほぼ2倍となる急騰を記録した。その背景には、通信インフラの到来を待たず、既存のWi-Fiを活用したテキサス州の町がある。
セリーナはダラスの北に位置する。1年間で1万2710人増加し、24.6%伸びた。人口2万人超の米都市の中で最も高い成長率。
HeliumがWi-Fiを携帯通信に変えた仕組み
Heliumは金曜日に導入を発表した。セリーナ公立図書館、ラルフ・オデール高齢者センター、ダウンタウンの一部店舗が対象。
市は新たな設備を建設していない。既存のWi-FiにHeliumがレイヤーを追加し、スマートフォンがそれらのホットスポットを携帯通信網として扱えるようにした。
スマホはSIMカードに保存された認証情報だけで接続する。アプリやパスワードは不要。ユーザーの多くは切り替えに気付かない。
この発想自体も目新しくはない。AT&Tは2025年4月に同じHeliumシステムへの参加を表明した。この提携が自動接続の仕組みを支えている。
「Heliumによって、既に所有しているWi-Fiを住民のスマホが自動的に利用できる通信網へ転用できた。新たな基地局建設に一切費用をかけずに済んだ」と、セリーナ市情報技術部長エイミー・アレクサンダー氏は述べた。
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Heliumが約2倍へ急騰した理由
ニュースは金曜日に報じられたが、HNTはその夜にかけて上昇し、時価総額をおよそ3700万ドル押し上げた。セリーナの対象施設は1日あたり約100ギガバイトを処理。内訳は図書館、高齢者センター、数店舗のみ。
Celina, TX grew 25% in 1 year. You can’t build cell towers fast enough to keep up with that kind of growth.
— Helium🎈 (@helium) August 28, 2026
Celina turned its own city-wide Wi-Fi networks into carrier coverage on the Helium Network.
100 GB/day, automatic on residents’ phones. No towers necessary. pic.twitter.com/hH70a8CZbk
取引市場では収益ではなく構想への期待で買われた。HNTは30日間で97.4%上昇し、その大半が直近24時間に集中した。
売買高も同様だ。1日で約4400万ドルが売買され、時価総額7900万ドルの半分を超えた。
ただし、HNTは本稿執筆時点で約0.42ドルで推移し、過去12カ月で85.6%下落。2021年の過去最高値である54.88ドルには遠く及ばない。
jp.beincrypto.com でLockridge Okothによるオリジナル記事 テキサスの町がWi-Fiを携帯網化 ヘリウムが2倍へ急騰 を読む