11月第1週 注目の暗号資産企業決算3選

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11月第1週 注目の暗号資産企業決算3選

Block、Circle、Riot Platformsの3社が今週、第3四半期決算を発表する。期間は7月から9月で、暗号資産価格が上昇した時期にあたる。

これらの決算発表は、バイナンスが63億ドル規模のハッキング被害を公開した数日後となった。3社の株価も金曜日に下落して取引を終えた。

Block、前回決算発表後の下落を経て今週のトップバッター

Blockが最初に発表する。同社の暗号資産関連業務はCash Appを通じて行われているほか、保有するビットコイン(BTC)によっても収益が生じる。

同社の決算発表は11月3日火曜日の取引終了後に予定、午後5時(米東部時間)より電話会見を実施。 アナリスト予想では、1株当たり利益(EPS)は1.02ドル、売上高は66億3000万ドルとなっている(Zacks調べ)。 Block株は金曜日に76.22ドルで取引終了。12月31日終値から17.10%上昇。 Block(XYZ)株価パフォーマンス。 出典: Google FinanceBlock(XYZ)株価パフォーマンス。 出典: Google Finance

ビットコインはBlock全体の利益の約2%を占める。第2四半期の株主宛てレターによれば、ビットコイン・エコシステムの粗利益は7200万ドルで、前年同期比31%減少。総粗利益は31億7000万ドルだった。

Blockは、Cash Appの一部ビットコイン取引における手数料低下や、ビットコイン取引全体の状況が減収要因であると説明している。

アナリストの予想では、ビットコイン収入の減少が今後も続く見通し。Zacksのコンセンサス予想では、第3四半期の関連収入は17億3000万ドルとなり、前年同期比で12.2%減となっている。

またBlockは、四半期ごとに保有するBTCの時価評価を実施しているため、価格変動による利益・損失が純利益に反映される。9月30日時点のBTC価格が6月30日より高ければ、増益として計上される。

第2四半期決算発表とガイダンス引き上げを受けて8月6日の取引で6.15%下落した。同社の第3四半期EPSガイダンスは1.02ドルで、今回の予想と一致。目標到達だけでは株価押し上げ要因とならない可能性がある。

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Circle、USDC供給拡大で低金利影響を上回れるかが焦点

Circleは翌朝に決算を発表予定。業績はUSDC(USDコイン)供給量と金利に左右され、トークン価格にはあまり連動しない。

ステーブルコイン発行会社であるCircleは、11月4日水曜日の取引開始前に決算を発表。午前8時(米東部時間)よりウェブ会議を予定。 アナリスト予想では、EPSが0.40ドルで前年同期比37.5%減、売上高は7億9695万ドルとしている(Zacks調べ)。 Circle株は金曜日に72.54ドルで終値。12月31日終値から8.52%下落。 Circle(CRCL)株価パフォーマンス。 出典: Google FinanceCircle(CRCL)株価パフォーマンス。 出典: Google Finance

Circleの主要収益源はUSDCの裏付けとなる準備資産。第2四半期の決算発表によると、準備金収入は前年同期比5%増の6億6800万ドルに達した。

USDCの平均供給量は前年同期比で25%増となった。一方、準備金からの収益率は66ベーシスポイント低下し、3.5%となったことで増加分の多くを相殺した形。

Zacksは第3四半期の売上高が前年同期比7.7%増と予想するが、EPSは下落とみている。6月末時点でUSDC流通総額は733億ドルだった。

9月30日時点のUSDC残高が今後注目される指標となる。これは第4四半期準備金収入の起点となるため。Circle株は金曜日に9.3%下落、決算発表前の3社の中で最大の下げ幅となった。

Riot、第3四半期の上昇がマイニング収益に波及したか検証

Riotも同じ朝に決算発表を予定。アナリストはマイニング収益が1億1285万ドルとなり、総売上高1億6146万ドルの大半を占めると見込んでいる。

同社は11月4日水曜日に決算を発表する。午前8時(米東部時間)からカンファレンスコールを開催予定。 アナリストは1株当たり0.24ドルの赤字を予想している(Zacks調べ)。 株価は金曜日の終値が12.81ドル。12月31日の終値から1.10%上昇。 Riot Platforms(RIOT)の株価推移Riot Platforms(RIOT)の株価推移 出典: Google Finance

この売上高予想は、第2四半期にRiotが計上した1億7424万ドルを下回る。マイニング売上の見込みも前年同期比で29.8%減。

Riotの株価は9月30日の終値20.15ドルから金曜日までに36.43%下落。しかし2025年の終値は依然わずかに上回っている。

TIKRによると、データセンターのリース意向書を公表後、Riotのカンファレンスコールは今回が初めてとなる。

コインベースは先週、暗号資産保有による利益が寄与し、第3四半期に7億1870万ドルの純利益を計上した。今週は、決済やステーブルコイン準備金、マイニングで収益を上げる企業にとっても、第3四半期の相場上昇が追い風となったかどうかが焦点となる。

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