クジラ、バイナンスから2億3100万XRPを出金-半年で最大規模

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クジラ、バイナンスから2億3100万XRPを出金-半年で最大規模

XRP(XRP)価格は過去1週間で11%上昇し、主要な暗号資産の広範な上昇が後押しした。時価総額上位10銘柄の中では、ソラナ(SOL)とハイパーリキッド(HYPE)だけがこれを上回る上昇幅となった。

一方で、市場は逆のシグナルも発している。クジラが暗号資産を取引所から引き出す一方、先物市場では上昇局面に逆行するポジション取りが目立つ。

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XRP(XRP)の価格推移。 出典: BeInCrypto MarketsXRP(XRP)の価格推移 出典: BeInCrypto Markets

XRPクジラの流出、6カ月ぶり高水準

Darkfost氏はクジラが2億3100万XRPをバイナンスから引き出したと報告した。これは過去6カ月で最大のクジラによる引き出し事例となった。

この流出額は1日で3億3500万ドルを超えた。90日平均は同氏の試算で約4000万ドル程度だった。

クジラによる引き出しで取引所の残高が減り、即時売却可能な枚数も減少する。ただし、必ずしも買いが入ったとは限らず、保管目的の移動も考えられる。

特筆すべきは、この引き出しがトークン急反発局面で発生した点である。Darkfost氏はこの期間のXRPの上昇率を約70%とする。

「この蓄積傾向が継続すれば、XRPが2ドルを試す可能性がある…」と同氏は述べた。

デリバティブ市場は上昇に逆行

同じアナリストが指摘するのが、デリバティブ市場での逆行的な動きである。トレーダーが弱気ポジションを増やしている動きがみられる。

バイナンスのネットテイカーボリューム(売買の偏りを示す指標)は本年で最大の売り越し、マイナス9600万ドルとなった。この数値は、昨今XRPが1ドルを回復する中でも、積極的な売り注文が買いを大幅に上回ったことを示す。

XRPのネットテイカーボリューム。 出典:X/DarkfostXRPのネットテイカーボリューム 出典:X/Darkfost

同時に、バイナンスのXRP建て未決済建玉(オープンインタレスト)は約14.8%増加した。売り圧力が強まりつつ建玉も増加している状況から、新規ショートポジションが積み上がった可能性がある。もし既存ロングの決済売り中心であれば一般的には建玉は減少するはずだ。

これらを総合すると、デリバティブ市場で弱気なポジション積み増しが進む。ただし、すべての新規ポジションがショートとは限らない。

「現物需要とデリバティブの売り圧力の間で、今まさに綱引きが起きている。現時点でXRPは1.40ドル超を維持しているが、今後の価格動向を左右するのはこの攻防だ」と投稿されている。

こうして市場は、現物とデリバティブで綱引き状態となっている。現物保有者が供給を吸収する一方、レバレッジ取引の参加者は下落に賭ける。

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