メキシコの億万長者リカルド・サリナス・プリエゴ氏が今週、長期的なビットコイン論を改めて主張した。金市場の総価値を基準とし、1ビットコインあたり186万ドルへの到達もあり得ると指摘した。
Grupo Salinas創業者のサリナス氏はXで、金の時価総額に並ぶにはこの価格が必要だと主張した。また、ビットコインの採用曲線はまだ初期段階にあると述べた。
サリナス・プリエゴ氏の長年にわたる金との比較
このテーマはサリナス氏にとって新しいものではない。2025年10月、金が資産として初めて時価総額30兆ドルに到達した際、同氏はビットコインが金の評価額に並ぶには14倍以上、151万6000ドル程度へ上昇する必要があると予測した。その上で、ビットコインはさらに価格上昇が続く可能性を見込んでいる。
「ビットコインが金の市場価値に並ぶには、1ビットコインあたり186万ドルが必要だ。BTC=186万ドル 依然として非常に初期段階である」とサリナス・プリエゴ氏はXで述べた。
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同氏は一貫してビットコインを優れたデジタル・ゴールドと位置付けてきた。携帯性や操作困難性、物理的な保管や検証に伴う課題のない点を評価している。
サリナス氏は流動性ポートフォリオの大半をビットコイン関連資産で保有し、70~80%とするケースも多い。残りは金とマイニング株で分けている。両者とも法定通貨の価値下落へのヘッジと捉えつつ、ビットコインの希少性とデジタル性をより高く評価する姿勢を明確に示している。
こうした比較は、実物資産への機関投資家の関心が高まる中でなされている。ビットコインと金の相関は最近、6年ぶり高水準に達した。Bitwiseの調査によれば、投資家が通貨安や財政出動に伴うリスク回避を狙う流れは、2020年以降のパンデミック後の政策対応時と似た様相。
アナリストらはこの動静を利回り曲線や金利予想よりも財政計算に紐付ける。スイスを除く先進国すべてで債務対GDP比率が100%超となっている現状を指摘する。
有力投資家にも同様の見解
この比較を提示するのはサリナス氏だけではない。マイケル・セイラー氏もビットコインを「デジタル資本」と呼び、透明性やパフォーマンス指標でいわゆるアナログ・ゴールドを上回ると繰り返し強調している。
アナリストのウィリー・ウー氏も、ビットコインが金の金融的役割や世界的な資産保全市場の一部を担うなら、数百万ドルに達する可能性を指摘している。
市場の他の論者も時価総額の均衡を議論し、100万ドルのビットコインでさえも金の総評価の一部に過ぎないと指摘している。こうした指摘はいずれも、ビットコインの成長ポテンシャルが初期段階であるとの見方で一致する。
本稿執筆時点(9月4日)、ビットコインはBeInCryptoのデータで7万9450ドル付近、時価総額は約1兆5600億ドル。依然として金の数兆ドル市場のごく一部にとどまる。
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https://www.youtube.com/watch?v=E6LXrDa_Ri8&t=3sjp.beincrypto.com でLuis Blancoによるオリジナル記事 メキシコ富豪、ビットコイン186万ドル予想 その根拠は を読む