ケビン・オレアリー氏、ビットコイン100万ドルへの障壁

BeInCrypto
Öffnen unter BeInCrypto
ケビン・オレアリー氏、ビットコイン100万ドルへの障壁

ケビン・オレアリー氏は、ビットコイン(BTC)は100万ドルに達する可能性があると述べている。ただし、その条件としてネットワークを支える暗号化技術が量子コンピューターによって突破される懸念が解消されることを挙げた。

オレアリー・ベンチャーズ会長の同氏は、この条件についてニューヨークで開催されたアバランチ・サミットでThe Rollupポッドキャストの取材に応じて説明した。

量子コンピューターへの懸念がビットコイン100万ドルを阻む理由

インタビュアーがビットコインが7桁の価格で取引される可能性について質問すると、オレアリー氏は「可能だ」と応じた上で、その障害を明言した。

「それは、量子コンピューターがアルゴリズムやチェーン、暗号化を突破するという不安が解消されれば実現するだろう」と同氏は述べた。

最新ニュースを入手するにはXをフォロー

THE KEVIN O’LEARY INTERVIEW. @kevinolearytv @robbieklages @andyyy

Timestamps:
00:00 Intro
00:41 Kevin Wears M Ohtani Card
02:27 Tokenization Becomes The 12th S&P Sector
03:09 Kevin Was Wrong About ETH
05:30 One Exchange Will Win
07:18 Kevin Buys Uranium In His Portfolio… pic.twitter.com/xU0MhCvE68

— The Rollup (@therollupco) September 17, 2026

BeInCryptoマーケットによれば、9月19日時点でビットコインは8万177ドル付近で取引されていた。100万ドル到達には約1132%(現在価格の12倍超)の上昇が必要となる。

ビットコイン(BTC)価格推移。 出典:BeInCrypto Marketsビットコイン(BTC)価格推移 出典:BeInCrypto Markets

一方、同氏が指摘するリスクは「Qデー」と呼ばれる。これは量子コンピューターが公開鍵暗号を突破できるほど強力になる瞬間を指す。現時点でこのようなマシンは存在しない。

既に露出しているビットコインはどれくらいか

グラスノードは5月、全発行量の30.2%にあたる約604万BTCが既に公開鍵が可視化されているアドレスに置かれていると算出した。量子コンピューターで鍵が突破された場合、これらのコインが最も標的になりやすい。

必要なハードウェアの水準も下がってきた。グーグル・クオンタムAIは3月、ビットコインの楕円曲線暗号を破るのに要する物理キュービット数が50万未満になる可能性を示した。従来予測は数百万だった。

脅威の到来も近づきつつある。NISTは、脆弱な暗号を2030年までに段階的廃止し、2035年までに禁止する方針。グーグルは独自に、ポスト量子暗号への移行期限を2029年と設定。Qデーがまだ数年先だとしても、準備の重要性が高まる。

この懸念は既に投資行動を左右している。オレアリー氏は2月、機関投資家は問題が解決されるまでビットコインの比率を3%にとどめるだろうと述べた。

さらに踏み込む動きもあり、ジェフリーズのストラテジスト、クリストファー・ウッド氏は同様の懸念からモデルポートフォリオのビットコイン持分10%を外した。

YouTubeチャンネルを購読し、専門家や記者のインサイトを視聴

https://youtu.be/vQetGplBJOA

jp.beincrypto.com でKamina Bashirによるオリジナル記事 ケビン・オレアリー氏、ビットコイン100万ドルへの障壁 を読む