Bitwiseが、米国初となるNEARプロトコル(NEAR)のスポット型上場投資信託(ETF)を上場した。ファンドは火曜日にNYSE ArcaでNRRのティッカーシンボルで取引を開始した。
この商品のデビューは、NEARがほぼ3倍に値上がりしたタイミングで実現した。
取引開始前から続伸
NEARはBeInCrypto Marketsのデータによると5.04ドルで取引されている。9月初めに2ドル未満だった水準から、30日間で175.24%上昇した。
この上昇幅は月間パフォーマンスで暗号資産上位100銘柄の中で4位に位置する(CoinGecko調べ)。
上昇の多くは9月後半に集中した。上場に向けた最終手続きが進んだからだ。NYSE Arcaは9月28日にファンドのSEC登録を認証した。取引開始の前日だった。
この値上がりはBitwiseの欧州NEAR商品にも波及した。今月、資産残高が1億ドルを突破したが、大半はトークン価格の上昇によるものだった。
またグレースケールは自身のNEAR信託をETFに転換するため、1月に申請したが、まだ上場していない。このため、Bitwiseが米国投資家向けで先行した。
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The Bitwise NEAR ETF ( $NRR ), the first spot $NEAR ETP in the US, is now trading on NYSE Arca.
— NEAR Protocol (@NEARProtocol) September 29, 2026
It gives institutions straightforward access to the protocol powering universal markets, the privacy renaissance, and user-owned AI. https://t.co/qqraopVABm pic.twitter.com/IwiqcZqohh
Bitwiseが米国投資家に提供するもの
NRRは運用管理費として年0.75%を徴収する。Bitwiseはファンド保有のNEARを自社でステーキングし、投資家はネットワークの平均約5%のステーキング報酬に連動する。
利回りだけでなく、BitwiseはNEARを、ユーザーに代わり予約や決済、交換を行うAIエージェントのための決済基盤としても訴求する。
「NEARはAIと暗号資産という2大テクノロジートレンドの交点に位置している。AIエージェントが私たちに代わって予約や支払、交換などを行い始めるとき、世界には高速で信頼でき、かつ単一のカストディアンに依存しない決済インフラが求められる」とBitwiseの最高投資責任者マット・ホーガン氏は述べた。
ローンチ発表では、自社主力商品であるNEAR Intentsの動向にも言及している。同プロトコルの処理額は1年前の10億ドル未満から、320億ドル超に拡大した。
資産運用会社は過去のリサーチレポートで、この投資が将来どの程度になる可能性があるのか試算している。ベースケースでは、NEARは2030年末に155.85ドルとなり、現値の約31倍を見込んでいる。
悲観シナリオでは、2030年時点でNEARは1.63ドルとなる見立て。現在の5.04ドルを大幅に下回る。OpenAIのような中央集権型AI企業が主導権を握る想定だ。強気の最大ケースでは562.81ドルに達する。
一方、Bitwiseの他の商品は縮小に転じている。同社はドージコイン(DOGE)ETF「BWOW」の解散手続きを進めており、同商品は10月14日で取引終了となる。
BWOWの終了は、低コストだけでは単一トークン型ファンドに米国投資家の資金が集まらなかったことを示す。NRRの資金流入データが、今後の価格上昇以外でNEARへの需要の有無を占う指標となる。
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https://youtu.be/cm1sme24sT4jp.beincrypto.com でKamina Bashirによるオリジナル記事 ビットワイズのNEAR ETF、2030年目標価格を提示 最大想定ケースが注目 を読む