Bodega Marketは、RealFiのカルダノ・ステーブルコインがStrike Financeで預かり資産100万ドルに到達するかどうか、ユーザーが予測できるサービスを開始した。カルダノ創設者のチャールズ・ホスキンソン氏がこの賭けを提案し、Strikeの市場では約50%の利回りが表示されている。
ただし、この高利回りを生むトークンは、通常の保有者よりも先にポートフォリオの損失を引き受ける仕組み。
約50%の利回りを持つカルダノ・ステーブルコインの裏付け資産
RealFiは、オフチェーンの現実資産を裏付けとしたドル連動トークンUSDrfを発行する。主な資産構成として、事業者向けの直接融資のほか、米国債や変動金利債も組み入れているとチームは説明する。
カルダノ・ステーブルコインの保有者は、それをステーキングしてsUSDrfに替えることができ、その価値はポートフォリオの成績に連動する。RealFiによるGitHubへのコード提出によれば、プロトコル準備金が最初に損失を吸収し、次にsUSDrf保有者が損失を負担する。
カルダノ永久先物取引所のStrike Financeでも、預け入れた資産を担保に借り入れが可能で、sUSDrfも担保対象となった。ダッシュボードでは年率49.31%が表示され、約11万9200ドルのローンがこのトークンを担保に実行されている。
一方で米連邦準備理事会(FRB)のデータによると、3カ月物米国債の利回りは10月15日時点で約4.3%。StrikeではLTV比率(担保掛目)が最大100%まで認められるため、担保価値の全額を借りることができる。
ただ、RealFiの公式サイトでは、その高利回りの原資がどのように生まれているか説明されていない。
なぜ1つのボールトが注目されているか
10月17日、Strikeはそのボールトに約10万ドル相当のカルダノ・ステーブルコインが保管されていると明らかにした。その1時間後にはさらに5万ドルの入金が報告された。
Another ,000 added to our liquidity vault since an hour ago
— Strike | Onchain Perps (@strikeperps) October 17, 2026
Charles and RealFi cooked a banger @realfi_co https://t.co/mTgK34M6Q3 pic.twitter.com/cDa9DRPZS9
一方、取引所独自トークンStrike(STRIKE)は、2025年8月の過去最高値から約77%下落して取引されている。
ホスキンソン氏は、そのボールトの預入資産が100万ドルに達するかどうかのマーケットを誰が作るかを問いかけた。Cardanoの予測市場を掲げるBodegaを指名し、ほどなくBodegaは対象市場の稼働を発表した。
The Market is live 💫 https://t.co/LU3S93G7Re
— Bodega Market | Cardano’s Prediction Market (@BodegaCardano) October 18, 2026
ただし、保有状況は偏在している。GitHubの提出によると、10月8日時点でRealFiのステーキングボールトの約66%を単一の保有者が管理していた。このボールトには約258万USDrfが預けられている。Strikeで100万ドルの節目を超えれば、その大部分の供給が外部アプリに流れる構図となる。
1つのボールトを超え、カルダノは新たなトークン適合性基準やブラジルでの提携を通じ、規制金融の分野にもアプローチしている。従って、100万ドルの賭けは、カルダノ・ステーブルコインの預かり資産が現在の利回り水準で増加し続けるかを試すもの。その資産が少数の大口以外にも広がるかどうかを示す指標にもなる。
jp.beincrypto.com でPhil Haunhorstによるオリジナル記事 カルダノ系ステーブルコインが年利50%提示 その裏側は を読む