ヤルデニ氏「AIバブルは破裂せず縮小、債券市場が下支え」

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ヤルデニ氏「AIバブルは破裂せず縮小、債券市場が下支え」

ヤーデニ・リサーチのエド・ヤーデニ社長は、人工知能(AI)ブームの「バブル」から、破裂することなく空気が抜けつつあると指摘する。同氏は、債券投資家がAI関連の借り手への資金供給を制限していると述べる。一方、イーロン・マスク氏は、200社を超えるAIクラウド企業の淘汰リスクを警告した。

オッペンハイマーのアリ・ワルド・テクニカル分析責任者も、崩壊は否定する。ただし、中小型株とクレジット市場で高値が徐々に切り下がっている点を挙げ、双方の保有者に重しとなる可能性を示唆した。

債券市場はAIへの資金流入を管理できるか

ヤーデニ氏は、債券投資家がAI関連の資金調達企業の格付けを、従来の格付け会社よりも迅速かつ厳格に判断していると指摘する。同氏はこの規律ある姿勢こそ健全な結果であると述べた。

同氏は番組内で次のように総括した。

「私は、バブルが破裂せずに空気が抜けていくことこそが、すべての懸念への最善の解決策だと考える」

エド・ヤーデニ氏 CNBC

https://www.youtube.com/watch?v=LKH0x2HPJkQ&t=20s

マスク氏は週末、AIクラウドへの警告を発信した。AIデータセンター以外に事業を持たない企業への貸し出しは、大部分が打ち切られたと述べた。

ヤーデニ氏も、一部のAI企業が今後淘汰されることは認める。その一方で、市場の強いプレーヤーが弱い企業を救済するとの見方を示した。

アンソロピック社は月曜日に新規株式公開(IPO)に向けた公開登録書類を提出した。番組放送中は、半導体、メモリー、AIクラウド関連株が上昇した。

ヤーデニ氏は、アンソロピック社がIPOによる資金で困難に直面するAIクラウド事業者を支援する可能性を指摘する。ただし、書類では「一般的な企業目的」と明記されており、重要な買収や投資の具体的な約束はなかった。

「弱い値幅」現象は天井を警告し続けているか

番組内で紹介されたチャートは、S&P500種指数が1%以上下落しながら、上昇銘柄数が下落銘柄数を上回った日を示す。1990年以降、類似の現象は13日あり、そのうち7日は1999年と2000年に集中して発生していた。

ワルド氏は、売られ過ぎの状況を根拠に年末の上昇相場を予想する。ただし、中小型株や市場の主導銘柄、クレジット市場で高値圏が切り下がることで、こうした展開が損なわれる可能性があると述べた。2027年に市場が調整に向かう余地を指摘する。

この間、世界のクレジットスプレッド――より安全な社債と比べて高利回りを要求する幅――は、2025年5月以来の高水準に拡大している。アンソロピック社の上場が、市場の新たな資金調達がヤーデニ氏の想定通りに弱いAI企業の下支えとなるか試金石となる。デフォルトが増加すれば、同氏の見通しを揺るがすことになる。

jp.beincrypto.com でDarryn Pollockによるオリジナル記事 ヤルデニ氏「AIバブルは破裂せず縮小、債券市場が下支え」 を読む