米国の現物イーサリアム(ETH)上場投資信託(ETF)は、10月に16億1000万ドルの資金流出となった。2024年7月の上場以来、単月として過去最大の流出額。
この流出により、3カ月連続の資金流入が終了した。10月のETH価格は16.1%下落し、CryptoRankによると2016年以来最も弱い10月となった。
5週連続の流出でイーサリアムの3カ月連続流入途切れる
10月の流出総額は、2025年11月の過去最高記録14億2000万ドルを上回った。
SoSoValueの週次データによると、10月の全5週でETFは流出を記録した。最も流出が多かったのは10月9日で、5億4200万ドルが資金流出となった。
10月以前は、7〜9月の3カ月間で累計30億5000万ドルの資金流入となっていた。10月には純資産総額が176億ドルから132億2000万ドルに減少。累計純流入も122億9000万ドルまで縮小した。
ソラナ関連ファンドでも独自の記録が生まれた。米国現物ソラナ(SOL)ETFの10月流出額は1億4370万ドルで、2025年10月の上場以来の最大流出となった。なお、それ以前の唯一の月間流出は6月の78万6577ドル。
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イーサリアムのコインベースディスカウント、8カ月ぶりの安値から緩和
現物取引所でも米国の需要は弱含んだ。コインベース・プレミアム指数は10月29日に約-0.21まで下落し、2月以来の安値となった。
その後は-0.13付近まで回復しているが、依然としてマイナス圏。BeInCrypto Marketsによると、ETH価格は本稿執筆時点で2293.80ドルであり、過去24時間で1.26%上昇。CryptoRankによれば、11月はこれまでに1.39%の上昇となっている。
イーサリアムはアナリスト注目ラインの直下に位置
この価格推移により、ETHは先週アナリストが注目した水準に位置する。More Crypto Onlineは、2295ドル割れを次の下げ局面の開始ラインとして指摘。
サポートラインは2207ドルから1725ドルにあるとした。ETHは現在、この“トリガー”直下で推移する。
Ted Pillowsは2400ドル回復が強気の初動であると強調。More Crypto Onlineの弱気見通しは、2522ドル未満で継続する。
CryptoRankの11月データは2つの見方を示す。ETHの11月の中央値リターンはマイナス1.90%だが、平均はプラス4.04%。
11月初旬のETF資金フローとコインベース・プレミアムが、10月に記録的流出となったあと米国の需要が回復するかどうかを示す指標となる。
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https://youtu.be/pvUtsN9xcv4jp.beincrypto.com でKamina Bashirによるオリジナル記事 イーサリアムETF、2024年導入以降で最悪の資金流出 を読む