暗号資産市場は2026年9月第4週に、総額9億ドル超のトークン解放を迎える。プラズマ(XPL)、ヒューマニティ(H)、SoSoValue(SOSO)などの主要プロジェクトが、大規模な新規トークン供給を行う予定。
これらのトークンロック解除は、相場の変動や短期的な価格変動につながる可能性がある。注目すべき点を以下にまとめる。
1. プラズマ(XPL)
ロック解除日:9月25日 解除予定トークン数:17億6000万XPL 現在の流通供給量:27億8000万XPL 総供給量:100億XPLプラズマは、ステーブルコイン取引の効率性と拡張性向上を目的としたレイヤー1ブロックチェーンプラットフォームである。USDTの送金をゼロ手数料で実現し、カスタムガストークンや秘匿決済、グローバル規模の普及に必要な処理能力をサポートする。
XPLは9月25日に17億6000万トークンを解放し、総額は1億5991万ドル。これは総供給量のうち63.2%を占める。
投資家およびチームにはそれぞれ8億3333万枚のアルトコインが配分される。また、チームはエコシステムと成長枠として8889万XPLを充当する。
2. ヒューマニティ(H)
ロック解除日:9月25日 解除予定トークン数:2億6647万H 現在の流通供給量:36億3000万H 総供給量:100億Hヒューマニティ(H)は、生体認証(手のひら認証)やゼロ知識証明、ブロックチェーン技術を活用し、個人データを公開せずに人間ユーザーの真偽性を確認する分散型IDプロトコルである。独自のProof of Humanity(PoH)コンセンサス機構を備える。
同プロトコルは9月25日に2億6647万トークンをロック解除。時価総額は1930万ドルで、流通供給量の7.34%を占める。
チームは流通供給量を6つに分割して配分する。アーリーコントリビューターが最大の7917万H、投資家へは5556万枚が配分される。
エコシステムファンドは5000万H、ID認証報酬にはヒューマニティが4286万枚を割り当てる。ヒューマンインスティテュートの戦略リザーブは2639万H、財団運営準備金は1250万枚となる。
3. SoSoValue(SOSO)
ロック解除日:9月24日 解除予定トークン数:2346万SOSO 現在の流通供給量:3億9312万SOSO 総供給量:10億SOSOSoSoValueは、ETFフローや市場指標、資金調達ラウンド、プロジェクト分析およびオンチェーンインデックス製品SSIなどをカバーする暗号資産データ・リサーチプラットフォームである。ERC-20トークンのSOSOは、ガバナンスやSSIへのアクセス権に利用できる。
同プラットフォームは9月24日に2346万SOSOをロック解除予定。これは流通供給量の5.97%に相当し、時価総額は697万ドル。
コア貢献者と投資家がそれぞれ917万SOSOを受け取り、ロック解除分の大部分を占める。
さらにエコシステム・エアドロップ配分には258万SOSO、財団は158万SOSOを取得する。パートナー分は97万2220SOSOと、最小の割り当てとなる。
この他にも、9月第4週にはSTBL(STBL)、リバー(RIVER)、スペースID(ID)などの著名プロジェクトのトークンロック解除が予定されており、全体の市場供給量を押し上げる見通し。
jp.beincrypto.com でKamina Bashirによるオリジナル記事 2026年9月第4週注目のトークンロック解除3選 を読む