ソラナ開発者、Alpenglow本番稼働の噂否定

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ソラナ開発者、Alpenglow本番稼働の噂否定

Alpenglowのメインネットローンチは9月28日に実施されない見通しである。一部報道でこの日付が指摘されたが、ソラナ共同創業者のアナトリー・ヤコベンコ氏は「decel(一時停止を意味するスラング)」と一言で噂を否定した。

Alpenglowはコンセンサス機構を刷新するもので、最終確定までの時間を現状のおよそ12.8秒から150ミリ秒に短縮することを目指す。一部メディアでは、Alpenglowへの切り替えが行われなければSOL価格下落の可能性にも言及されていた。

Alpenglowメインネットの日程、バリデータスケジュールが発端

アンザのリサーチ部門責任者でチューリッヒ工科大学教授のロジャー・ワッテンホーファー氏は、X上でこれら報道に反論した。アンザはソラナの主要バリデータクライアント「Agave」を開発している。

なぜわずか数日しかテストしないプロトコルを、直ちに有効化する必要があるのか。急ぐ理由はない。

Alpenglowが一般公開テストを始めたばかりであることを踏まえたもの。

ヤコベンコ氏はこの投稿を引用し、「decel」とコメントした。「decel」は暗号資産業界のスラングで、慎重な対応や減速を意味する。対照的に「accel」は加速を表す。

decel https://t.co/dmpOKITSNS

— toly 🇺🇸 (@toly) September 27, 2026

9月28日という日付は、おそらくアンザのAgave v4.3リリーススケジュールが発端となっている。このスケジュールでは、同日にメインネットで機能アクティベーションを再開するとしているが、「Alpenglow」に関する記載は一切ない。

また、後続のv4.4タイムラインでは、次のメインネットアクティベーション期間を11月9日としている。このスケジュールは暫定的なもので、ここにもAlpenglowという名前は記されていない。

SOL価格、明確な反応なし

ソラナ(SOL)は本稿執筆時点で119.85ドルとなり、過去24時間で0.36%下落した(BeInCryptoマーケットデータより)。値動きが限定されたことから、トレーダーの間で9月28日のメインネットローンチが織り込まれていなかったことがうかがえる。

Alpenglowメインネットローンチの噂崩壊後のSOL価格チャートSOL価格推移 出典: BeInCrypto

慎重姿勢の背景には直近のトラブルもある。8月には経路障害でソラナがネットワーク停止寸前まで陥った経緯がある。こうした経歴を踏まえ、ワッテンホーファー氏の発言は開発陣が拙速なコンセンサス変更を避けたいと考えていることを示唆する。

Alpenglow以外にも速度向上策は進行中だ。8月にはソラナがブロック生成の所要時間を400ミリ秒から200ミリ秒へ短縮し始めている。この変更はブロック生成の速度を高めるもので、Alpenglowはブロックの最終確定までの時間短縮を狙う。

ソラナは7月からバリデータ向けにAlpenglowの準備も進めてきた。現時点でアップグレードはテストネットのみで展開されており、いずれのAgaveスケジュールにもメインネット導入日程は記載されていない。

jp.beincrypto.com でPhil Haunhorstによるオリジナル記事 ソラナ開発者、Alpenglow本番稼働の噂否定 を読む