オンチェーンアナリストのウィリー・ウー氏によるビットコイン(BTC)のシミュレーションは、中位パスが2033年2月に103万ドルへ到達する推移を示す。同パスは2028年のサイクル高値からまず43%下落する。
ウー氏はこのモデルが予測ではないと強調し、2028年の高値として24万1000ドルから41万3000ドルが合理的と指摘する。同氏が注目する29パーセンタイルパスは100万ドルに到達しない。100万ドルを目指す保有者の場合、中位ケースでは6年以上待つ必要がある。
ビットコインのシミュレーションは収益率の鈍化をどう見ているか
ウー氏は、数千回のランダム試行で多様な結果を描くモンテカルロ・シミュレーションを構築した。このモデルは2018年の市場底値から2022年底値までの価格データを基に学習した。
10,000 POSSIBLE FUTURE PATHS
— Willy Woo (@willywoo) October 26, 2026
A random-walk simulation trained on BTC accounting for power law degradation of returns.
She's optimistic, I think between 28th and 50th percentile is reasonable.
i.e. 2028 top between 241k-413k
It's a simulation, NOT my prediction. pic.twitter.com/RpjaRKkSQJ
ウー氏は、100倍の上昇が容易だった過去データを除外した。現在の市場状況にはデリバティブ、ETF、急速な清算がより的確だと主張する。
パワーロー減衰設定は0.45とし、サイクルごとに収益率を縮小させる。また、モデルはビットコインの現在地がどのサイクル段階かも記録する。
2030年時点で強気・弱気シナリオにどれほど差が出るか
中位パスは2028年12月に41万3000ドルのサイクル高値を記録した後、2030年4月には23万4000ドルまで沈む。29パーセンタイルパスは全試行の29%以上に相当し、2028年12月に24万1000ドルでピークとなり、2030年4月には12万6000ドルまで下落する。
ビットコインの下値は過去高値から反発する傾向があり、ウー氏はそのシナリオにも注目する。
一方で極端な例では、90パーセンタイルパスが2029年3月に144万ドルに到達し、10パーセンタイルパスは2030年4月に5万1900ドルまで下落する。
取り上げた4つのシナリオはすべて、2028年12月から2029年3月の間にサイクル高値をつける。一方、500日半減期ルールは、売り時を2029年に設定する。
モデルは今後の収益率が2018年から2022年の実績に類似すると仮定する。そのため、市場構造が変化すれば通用しなくなる。また、サイクル指標も同様の試練に直面する。ビットコインは6月、有名なレインボーチャートの全バンドを下回って推移した。
もしパワーロー減衰が続く場合、各サイクルの倍率は縮小し、100万ドル超えの到達時期は先送りとなる。
jp.beincrypto.com でDarryn Pollockによるオリジナル記事 1万回のビットコイン試算、BTCが100万ドル到達の中央値は2033年 を読む