2026年にビットコインや金より有望な取引が自宅の台所に

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2026年にビットコインや金より有望な取引が自宅の台所に

砂糖の先物価格は2026年におよそ20%上昇し、ビットコイン(BTC)、金、S&P500を上回った。欧州連合(EU)、ブラジル、インドが供給逼迫を示唆したため。

この上昇は先月に加速し、先物価格は21.5%上昇。月間としては2010年10月以来最も大きい伸びとなった。8月にはビットコインと金もともに上昇したが、いずれも年初来リターンで砂糖に及ばない。

砂糖が不足した理由

FAO砂糖価格指数は8月に平均106.4ポイントと、7月から11.9%上昇し、2025年6月以来の高水準となった。国連食糧農業機関(FAO)は2026/27年の供給逼迫見通しを背景に挙げた。

同機関は主な圧力要因として以下を指摘した:

猛暑と干ばつでEUは砂糖用ビートの作付面積が減る中、収量見通しを下方修正した エルニーニョがアジア全域の生産見通しを悪化させる一方、ブラジル中南部地域の生産量も減少した インドの無税原糖輸入政策が国際価格に一段の上昇圧力を加えた

「今期の大幅な価格上昇は、欧州連合での悪天候による砂糖ビート収量減の見通し、アジア主要生産国でのエルニーニョによる生産懸念、ブラジルの生産減少、さらにインドの無税原糖輸入発表が要因だ」と同報告書は指摘した。

需給見通しは悪化したまま。欧州委員会はEUの2026/27年度の生産量が19%減の1340万トンと予測。シティは世界で130万トンの供給不足と予想し、グリーンプール・コモディティ・スペシャリスツは320万トンと算出する。

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ビットコインと金は8月好調、年間では砂糖が勝利

このような供給逼迫は、通常なら暗号資産トレーダーが好んで注目する状況だ。では、砂糖はビットコインやその他の市場と比べてどうだったか。

ビットコインは現在7万9800ドル近辺で推移。前月に約25%上昇し、2024年11月以来最大の伸びとなった。ただし2026年の年初来では約8.8%安。

金は8月に約10%上昇し、1月以来最高の月間上昇率となったが、9月上旬の下落で年初来上昇率はわずか1.7%にとどまる。S&P500は2026年にほぼ13%上昇したものの、砂糖の20%増には及ばない。

砂糖とビットコイン・金・S&P500の比較砂糖とビットコイン・金・S&P500の比較 出典:BeInCrypto

こうした結果、砂糖は主要な暗号資産、インフレヘッジ資産、代表的な米株指数を一挙に上回った。目立たないソフトコモディティが、市場を席巻する3大資産を静かに凌駕した格好。

一方でシティは、ICE(インターコンチネンタル取引所)上場農産物の中で、砂糖が最も「強気な」投資先との見解を維持。インド、タイ、EUで在庫減少と悪天候が続けば、価格は四半期以内に1ポンド19セントへ上昇するとみる。

原油価格の上昇も、生産者がサトウキビを輸出ではなくエタノール生産へ振り向ける要因となる。原油が1バレル90ドル超で推移する中、この傾向が価格上昇要因の一つを強化している。

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