Into The Cryptoverse創設者のベンジャミン・カウエン氏は、ビットコイン(BTC)のサイクル最安値が今後訪れる確率は65%と指摘する。夏場の急騰にもかかわらず、弱気相場の見方は依然として維持している。
カウエン氏は動画インタビューでこうした見解を示した。ビットコインの実現価格が約5万3000ドルであることが、弱気派が底と判断する前にテストすべき水準と指摘した。
カウエン氏が依然として弱気寄りの理由
ビットコインは本稿執筆時点で7万8300ドル付近で推移し、過去24時間で1.7%下落している(BeInCryptoデータによる)。カウエン氏は、ビットコインが夏の最安値から約40%上昇した後に見解を述べた。
https://www.youtube.com/watch?v=SzQFdsWTJecカウエン氏は、この上昇だけでは底打ちの確認とはならないと述べた。2018年および2022年にも同様またはそれ以上の反発があったが、いずれも中間選挙年の第4四半期に再び下落したと指摘した。
今回だけパターンが崩れると仮定するのは、過去のサイクルでトレーダーが犯した誤りを繰り返すことになるとカウエン氏は言う。たとえ自身の現在の予想が外れた場合でもその見方は変わらないと述べた。
「今後最安値が訪れる確率は65%、すでに最安値を付けた確率は35%だと考えている。」
ベンジャミン カウエン氏
カウエン氏は、ネットワーク全体の取得原価である実現価格を、サイクル最安値の歴史的指標とみなしている。この水準は5万3000ドル付近で、BeInCryptoによる過去の第4四半期の底値分析でも重要な指標とされている。
カウエン氏によれば、過去の中間選挙年におけるベアマーケットの底は、いずれもこのラインを下回った。発生した月はサイクルごとに大きく異なるという。
同氏はビットコインが4年サイクルパターンに沿って推移していると以前から主張している。通常、最安値は中間選挙年の第4四半期に形成される。10月に最安値を付ければ、そのパターンは引き続き有効となる。
今後の展開
カウエン氏は、10月にさらに安値を付けなければ、強気派にやや分が傾き始めると述べた。また、最大のリスクは特定の価格水準ではなく、時間経過による投げ売りと指摘した。
同氏は今後1カ月半程度、ビットコインにはやや逆風が予想されると見通しを述べている。第4四半期が進むにつれ、弱気派から強気派へと見方を転じる投資家が増えると予想した。
パターンが崩れ、弱気派が投げ売りを強いられる事態となれば、カウエン氏は弱気姿勢を撤回すると述べた。今年の残りの動向に関わらず、2027年にかけて再び強気に転じる見通し。
カウエン氏は、最安値の一点を狙うよりも、ドルコスト平均法の方が有効だとした。また、これは投資助言ではないと付け加えた。
それまでは、底打ち済みと決めつけるのではなく、5万3000ドルを注視する構えだ。
jp.beincrypto.com でDarryn Pollockによるオリジナル記事 ベン・カウエン氏、ビットコインの弱気相場継続に65%の確率を指摘 を読む