金鉱株、過去最高月から21日で急落

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金鉱株、過去最高月から21日で急落

VanEck Gold Miners ETF(GDX)構成銘柄の約92%が、現在50日移動平均線を下回って取引されている。この指標がここまで高水準となったのは7月下旬で、金鉱株が記録的な上昇月を記録する直前だった。

この動きは、水曜日に予定される米連邦準備制度理事会(FRB)決定の数日前に示されたものであり、トレーダーは年内の追加利上げの可能性を依然として織り込んでいる。

金鉱株が8月の主役から21営業日で売られ過ぎに転じた経緯

SentimenTraderのデータによれば、GDX銘柄のうち50日移動平均線を上回るものの割合は、21営業日で90%超から8%へ急減した。

ゴールドマイナーズETFの騰落幅ゴールドマイナーズETFの騰落幅 出典: The Kobeissi Letter/SentimenTrader

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また、200日移動平均線を下回る銘柄も約90%に達しており、過去3か月で最高水準となっている(The Kobeissi Letter)。

金価格の下落率はこれほど急激ではなく、39,83.91ドルで取引されており、1か月前から3.19%安となった。7月以来、初めて金価格が4,000ドルを下回ったのは金曜日だった。

夏場はオペレーティングレバレッジが金鉱株の上昇幅を押し上げた。MSCIグローバル金鉱株指数は8月に43%上昇し、金価格も約13%の上昇となった。

金鉱株は株式としても取引されるため、先週の株式市場下落の影響を受けた。ニューモントは金曜日にオーストラリアで3.7%下落し、ASX鉱業セクター全体も3.74%下落したとCapital Briefが報じた。

過去の売られ過ぎ局面が示唆するFRB決定直前の金鉱株の動向

過去にも同様の極端な値動きの後、急反発となったケースが見られる。The Kobeissi Letterによれば、2024年3月と2024年12月に似た局面があり、GDXはその翌月にそれぞれ21.5%、15.4%上昇した。

7月下旬の売られ過ぎ局面でも同様の展開となった。この時は米財務省の自社債買い戻し計画が明確な引き金となった。

収益性の観点でも金鉱株には回復余地が残る。世界最大の金鉱会社ニューモントは、第3四半期の包括的維持コスト(AISC)を1,454ドル/オンスと発表。金価格はこの水準を約2,530ドル上回っている。 

一方で、金利上昇は依然リスク要因であり、CME FedWatchによれば12月利上げの確率は75.4%に達する。金には利息が付かないため、金利上昇局面では保有コストが増す。

水曜日のFRB決定が、今回の売られ過ぎ局面も7月と同様の展開となるかの初の試金石となる。

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