韓国GDPが予想上回るもKOSPIは続落

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韓国GDPが予想上回るもKOSPIは続落

韓国の国内総生産(GDP)は第3四半期に半導体輸出を背景に1.0%増となった。一方、韓国総合株価指数(KOSPI)はこの3カ月で8.5%下落していることが、TradingViewのデータで分かった。

韓国銀行(BOK)は10月27日にこの成長率を発表した。8月時点の予測値である0.3%を大きく上回る結果。サムスン電子とSKハイニックスは、指数の約半分を占めており、輸出拡大と株価下落の両方に関与している。

成長が加速する中、市場が下落するのはなぜか

半導体、機械、電気製品の出荷が輸出を2.3%押し上げたと、Timesが報じた。企業による機械・半導体製造装置の購入が増え、設備投資は4.1%上昇。

一方で、個人消費は0.2%減少したと、Heraldが伝えた。伸びは家計でなく、輸出と工場投資が牽引した格好。

実質GDPは前年比で3.4%増加。第2四半期の3.7%に続く伸びで、3四半期連続の成長となった。

BREAKING: South Korea’s economy grew +1.0% QoQ in Q3 2026, marking its 3rd consecutive quarterly expansion, beating expectations of +0.8%.

Exports were the main driver, rising +2.3% on stronger semiconductor, machinery and electrical equipment shipments.

Facility investment… pic.twitter.com/GYHsF9B81T

— The Kobeissi Letter (@KobeissiLetter) November 1, 2026

GDPに映らない半導体サイクルの転換を市場が織り込むのか

ゴールドマン・サックスは10月25日、KOSPIの目標を1万2000から9000に引き下げた。市場は2027年の半導体セクター利益が65%減少すると想定していると分析、同行は「過度に悲観的」と指摘する。

同四半期にKOSPIは約9%下落 出典: Trading View同四半期にKOSPIは約9%下落 出典: Trading View

10月の輸出額は過去最高の1153億ドルを記録。うち半導体は564億ドルで、全体の約49%を占めた。

累計輸出額は初めて9000億ドルを突破した。通商省は、1兆ドル達成は11月にも可能とみる。この規模に到達したのは米国、中国、ドイツのみ。

市場が懐疑的な半導体サイクル下でBOKは引き締め継続できるか

BOKは10月に政策金利を3.00%に据え置いたが、半導体ブームを背景に11月利上げの可能性が残る。金融引き締めは既に個人消費が落ち込む経済には痛手となる。

10月の輸出の約半分は半導体に依存。メモリーサイクルが冷えると、貿易・設備投資・KOSPIの全てに波及する構図。GDP統計はサイクルが依然として生産を押し上げていることを示す一方、指数はその効果が薄れる前提で取引されている。

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